進むために振り向かない
もう戻れない
気付いてるよね
ずっとずっと大好きだった
もっと愛してほしかっただけ
振り返ったら進めないから…
サヨナラ
出典: 最後の言葉 feat. H/作詞:ET-KING 作曲:ET-KING、NAOKI-T
もうあの頃の2人に戻ることはできません。
ずっとずっと大好きで、もっと愛してほしかったという気持ちにあなたは気付いているはずでした。
でも振り返ったら、立ち止まってしまって前に進めない。決意が揺らいでしまう。
だから私はサヨナラを告げるのです。
約束は消え…
今までありがとう
そんな言葉は聞きたくないよ
「ずっと一緒にいような」と
交わした約束も今日でなくなった
守り続けてやりたかった
俺にはできると思っていた
机の上に置かれた指輪
強く強く握りしめた
出典: 最後の言葉 feat. H/作詞:ET-KING 作曲:ET-KING、NAOKI-T
君から別れの言葉など聞きたくはありませんでした。でも君は去っていきました。
ずっと前に交わした「一緒にいよう」という約束は、今日限りで破棄されたのです。
本当はずっと守ってやりたかったし、僕にはできると思っていたんです。
だけど君は僕が贈った指輪を机の上に置いて出ていきました。僕はただその指輪を握りしめることしか出来ませんでした。
幸せになれよ
幸せになれよ どこの誰より
幸せになれよ つかんだら離すなよ
幸せになれよ 今までよりずっと
幸せになれよ
……
ずっと
出典: 最後の言葉 feat. H/作詞:ET-KING 作曲:ET-KING、NAOKI-T
僕は君を幸せにすることができなかった。君を誰よりも幸せにしたかったのに、すれ違いのまま時は流れてしまった。
だからこそ今は君の幸せを願ってやみません。そして一度幸せになったらもう二度と離さないで欲しいのです。
今までより、僕といたころより幸せになってください。僕に言えることはそれだけです。
ところで「最後の言葉 feat. H」の“H”って誰のこと?
Feat.というと、グループに所属していない別のグループや個人と一緒に歌ったことを意味しますよね。
では今回の“H”とはいったい誰の事なんでしょうか。謎を解明し、MVもご紹介します!
“H”の正体!
「最後の言葉 feat. H」の“H”は、mihimaruGTのhirokoさんです。
hiroko:1984年7月24日生まれ。兵庫県芦屋市出身
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Hiroko
hirokoさんは本名を阿久津博子といい、小学校までは兵庫県芦屋市で過ごし、中学校からは栃木県宇都宮市で育ちました。
2002年11月にライブ会場でスカウトされると、2003年にmiyakeさんとmihimaruGTを結成します。
hirokoさんさんはメインボーカルと作詞・作曲担当です。
そして7月30日にメジャーデビューすると、2006年のヘアカラーCMソング「気分上々↑↑」に自身も出演してヒットします。
この年はベストヒット歌謡祭2006でゴールドアーティスト賞、第39回日本有線大賞有線音楽賞、第48回日本レコード大賞金賞を受賞しました。
さらに第57回NHK紅白歌合戦に初出場し、紅組のトップバッターを務めたのです。
勢いは止まらず2007年にベストヒット歌謡祭2007においてゴールドアーティスト賞を受賞、第58回NHK紅白歌合戦にも出場します。
2008年には全国ツアーと日本武道館ライブを成功させ、第50回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞しました。
しかし2013年3月20日12月31日をもってmihimaruGTの活動を無期限休止します。
そしてhirokoさんは2014年のクリスマスイブに、一般男性と入籍し、女の子を出産したことを発表したのです。
PVに注目!
「最後の言葉 feat. H」のPVはモノクロのライブ会場から始まります。
ET-KINGのメンバーが会場にいる全員に「幸せになれよ」とメッセージを送っています。
導入部分が終わるとライブが終わった会場の後片付けをしている1人の女性が映し出されます。
その中で歌を贈るET-KINGがいます。女性は楽しそうにライブ会場を抜け出し、好きな人に電話を掛けます。
家路を楽しそうに行く女性、切れた電話にはまた別の電話がかかってきます。
本当に楽しそうに笑っていた彼女ですが、表情が突如曇るシーンが出てきます。
その後はいったい何があったんだろうと気になるばかりです。
やがて泣きそうな表情を浮かべながら歩みを止める女性、電話を切った後は本当に涙を浮かべます。
そしてアップになる泣いている女性、重なるET-KINGの影が印象的です。
泣きながら家路を行く女性、彼女に「幸せになれよ」とメッセージを送り続けるET-KINGの声が印象的です。