【99/100騙しの哲/UVERworld】PVは全編携帯で撮影？！強烈な社会風刺の歌詞が凄い！！

現代社会を風刺した「99/100騙しの哲」を紹介します。

TAKUYA∞から見た東京の印象ということでかなり毒を含んだ内容となっています。

「99/100騙しの哲」はUVERworldの４枚目のアルバム「AwakEVE」の2曲目に収録されています。

PVが製作されていますが、シングル化はされていません。

「99/100騙しの哲」のPVはほとんど全てのシーンが携帯電話で撮影されています。

それも約30台もの携帯電話を使用しているとのことです。

ということはカメラマンも30人以上必要なはずですね。

カメラマンの年齢は4〜60歳とこれまた幅広く、所属レコード会社（ソニーミュージック）が使用カメラの最多記録とカメラマンの最年少記録の二つでギネスに申請したという噂です。

使用された携帯電話はソニーエリクソンの「Walkman Phone, Premier³」です。発売は2009年、「ウォークマンケータイ」の４世代目になります。

現在ではスマートフォンが普及した為、携帯電話（所謂ガラゲー）で映像を撮影した事がある人は少ないのではないかと思いますので記しておきます。

カメラ機能は319万画素、50MBの本体メモリーということでカメラとしてはお世辞にも優秀とは言えなさそうです。

実際に、画像はあまり綺麗に撮れなかったと記憶しています。

PVの映像は少し荒く見えるので後から処理したものではなく、携帯電話の画質そのままなのでしょう。

その結果、味わいのある映像に仕上がっています。

外部メモリーはmicroSDに対応ということで、最低30枚以上のmicroSDを後から編集したことになります。

撮るにもまとめるにも大掛かりだったようですね。

PVが撮影されたのは青山の街中です。

UVERworldのメンバーが一般人に撮影、ネットにアップされてしまうという、歌詞の世界観とリンクした内容です。

携帯を持って撮影された独特のカメラの動き（というか手ブレ）が特徴的で面白いと思います。

人情として、イケナイ事と聞くと興味を持ってしまうのではないでしょうか？

そんな騙しの入り口を思わせるフレーズでこの曲は幕を開きます。

仕掛ける側は案外退屈しのぎのお遊びだったりしますが、踊らされる方はたまったものではありません。