ゲストヴォーカルのあの娘
この楽曲、ゲストヴォーカルとしてカワイイ女の子の声が聞こえます。
これ、実はYUKIちゃんなんです。
当時はもうソロとして活躍していた彼女、かねてより親交のあった銀杏BOYZのためにゲストヴォーカルとして参加したのです。
さらに、2008年6月22日に開催されたHOT STUFF PROMOTIONの設立30周年記念イベント「BLACK AND BLUE」の最終公演では、念願の初コラボがステージで披露されました。
君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
では、アルバムについてもちょこっと触れておきましょう。
収録曲は以下の通りです。
1. 日本人
2. SKOOL KILL
3. あの娘に1ミリでもちょっかいかけたら殺す
4. 童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前
5. トラッシュ
6. なんて悪意に満ちた平和なんだろう
7. もしも君が泣くならば
8. 駆け抜けて性春
9. BABY BABY
10. 漂流教室
11. You & I VS.The World
12. 若者たち
13. 青春時代
14. 東京
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0060KD12S/ref=dm_ws_sp_ps_dp
ジャケットデザインを担当したのは人気漫画家の江口寿史。
YUKIのほかにもYO-KING、沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)など様々なアーティストがゲスト参加しているアルバムとしても有名です。
歌詞
いかがわしいタイトルとやかましい演奏に惑わされがちですが、実は内容はとってもピュア。
読み込んでいきましょう。
終わることのない恋の歌で すべて消えて失くなれ すべて消えて失くなれ
烈しく燃える恋の歌で 夜よ明けないでくれ 夜よ明けないでくれ
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l00abce.html
冒頭から畳みかけるようなロックンロールサウンドが鳴り響く中、峯田が叫ぶのは「恋の歌」なのです。
鬱屈とした少年時代、運動や勉強にさして秀でたところのない冴えない少年は、世界を呪っていました。
しかし恋を知って、恋を歌うロックンロールに出会って、ただただ世界を呪うばかりでない想いを抱いたかのような叫びが響きます。
生まれて初めての唇づけは永久西の空を 永久西の空を
恥ずかしいくらいに真黄色に染めた 真黄色に染めた
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l00abce.html
初めてのキスの衝撃を「真黄色」と表現していますが、これってやっぱりレモン色でしょうか。
ずっと夢見ていたあの子の唇です、それはロックンロールと同じくらいの衝撃を、彼に与えたのでしょう。レモン色の雷が、ロックといっしょに響いてくるようです。
あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら 死んでもかまわない あなたのために
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l00abce.html
愛するひとのためなら死んでもかまわない、そんな情熱的な恋心をまっすぐに叫びます。
矛盾しているようだけど、死んでもかまわないと思えたとき、ひとは生きようと強く願うのかもしれません。
星降る青い夜さ どうか どうか声を聞かせて
この街をとびだそうか つよく つよく抱きしめたい
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l00abce.html
想いのままに駆け抜ける若く熱い想いを、羨ましいとすら思うパンクロックの魅力。
やかましいくらいに乱暴な演奏じゃなければ、伝えきれない想いだってあるのです。
シャウトしなきゃどうにもならない恋心だってあるのです。
わたしはまぼろしなの あなたの夢の中にいるの
触れれば消えてしまうの それでもわたしを抱きしめてほしいの
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l00abce.html
つよく つよく つよく
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l00abce.html