自分の足で歩く者へ
This is for the ones
who stood their ground
出典: It's My Life/作詞:Jon Bon Jovi,Richard Sambora 作曲:Jon Bon Jovi,Richard Sambora
続いて和訳していきましょう。
これはあいつらの為の歌だ
自分たちの足で大地に立ってるやつらのな
出典: It's My Life/作詞:Jon Bon Jovi,Richard Sambora 作曲:Jon Bon Jovi,Richard Sambora
最初に「傷ついたヤツや過去に生きるヤツの為の歌ではない」と歌ったこの曲。
ここではそれに対応して、「自分で大地に立ってるヤツの為の歌だ」と歌います。
過去のことにとらわれている時、人はどこか誰かのせいにしたり何かを責めたりしているもの。
そういった時は自分の足で立っていないのです。
過去は過去として受け止め、自分の責任で立ち上がる。
そうやって前に進もうとする人のためにこそ俺は歌うんだと宣言します。
俺が歌い背中を押したいと思うのは、過去ではなく現在を見据えて歩いている人なのです。
TommyとGinaは何者か?
For Tommy and Gina
who never backed down
出典: It's My Life/作詞:Jon Bon Jovi,Richard Sambora 作曲:Jon Bon Jovi,Richard Sambora
続く和訳はこちらです。
これはトミーとジーナの為の歌だ
決して後に引かなかったやつらのな
出典: It's My Life/作詞:Jon Bon Jovi,Richard Sambora 作曲:Jon Bon Jovi,Richard Sambora
ここに登場するトミーとジーナ。
このふたりは、Bon Joviの「Livin' On A Prayer」という曲に登場しています。
「Livin' On A Prayer」は、若く貧しくても夢を諦めないカップルを歌った一曲。
そのカップルこそ「Tommy」と「Gina」でした。
夢を諦めない人々の象徴。
そんな存在としてここに登場するのがトミーとジーナなのです。
そしてそんなふたりのように、苦しくても夢を諦めない。
諦めないやつらのために俺は歌うんだという、強いメッセージが伝わってきます。
キツい明日を生き抜くために
Tomorrow's getting harder
Make no mistake
Luck ain't enough
You've got to make your own breaks
出典: It's My Life/作詞:Jon Bon Jovi,Richard Sambora 作曲:Jon Bon Jovi,Richard Sambora
続く部分も和訳していきましょう。
明日はもっとキツくなる
ミスはできない
運だけじゃ足りねえ
自力でなんとかするんだ
出典: It's My Life/作詞:Jon Bon Jovi,Richard Sambora 作曲:Jon Bon Jovi,Richard Sambora
過去、現在そして未来を考えます。
過去で立ち止まらず、現在を自分の力で生きていく。
この一曲は、そんな人の背中を押す歌です。
なぜなら過去よりも現在が、現在より未来がよりハードだから。
人生は未来へ、明日へと進んでいくほどよりキツい日々になっていくのです。
ミスは許されないし、運に頼ることもできない。
けれどキツい明日だからこそ、現在そして明日を生きていこうとする人を尊敬するのです。
過去で挫けて立ち止まっている人よりも、キツい明日に挑んでいく。
そんな生き方こそ強く、悔いのない生き方です。