「殺し屋危機一髪」のPVが流石“椎名林檎”！歌詞を解釈してカラオケで歌おう♫アルバム情報あり！

『殺し屋危機一髪』作詞：椎名林檎／作曲：椎名林檎・タブゾンビ／編曲：斎藤ネコ

ここからは、椎名林檎が紡いだ超クールな歌詞を徹底解説します。

歌詞を読むだけで椎名林檎ワールドです。

殺し屋とマドンナにみたてた男女の恋の駆け引きです。「相手は危険でＨな玄人」って一体どんな玄人なのでしょう。

「裏切りが媚薬なの」、その媚薬とは「XTC（エクスタシー）」なのです。

歌詞の出だしで殺し屋とマドンナの情景が目に浮かびます。大人の恋、危険なニオイがします！

歌詞に登場する非情の免許証（ライセンス）とは、1968年に放送された大ヒットドラマ「キイハンター」の主題歌のタイトルです。

歌っていたのはドラマにも出演していた女優の野際陽子（1936-2017）、クールビューティーの代名詞のような存在でした。

「愛さないのならば　殺すまで」女性はやっぱり強いのです。用のない奴はさっさとおさらば、なのです。

男は不自由から脱するため　女の自由を食べるのね

と、女は男の心情を分かってる、つまり男はしょせん女の手のひらの上で転がされているのです。

憎しみより有毒な拘りとは何なのでしょう？答えは愛なのです。

この勝負、女の勝ちで間違いありませんね。

『殺し屋危機一髪』の歌詞を理解して、かっこよくカラオケで歌ってください。

2014年リリース、椎名林檎セルフカバーアルバム『逆輸入 〜港湾局〜』の第2弾『逆輸入 〜航空局〜』が2017年12月6日（水）にリリースされます。

椎名林檎がこれまでさまざまなアーティスト、表現者たちに提供してきた楽曲を逆輸入してセルフカバーしました。

大ヒットアニメ「昭和元禄落語心中」OP曲『薄ら氷心中』やTBS系ドラマ「カルテット」の主題歌『おとなの掟』のほか、石川さゆりに提供した『名うての猫泥棒』などが収録されています。

オリジナル楽曲とは、ひと味もふた味も違った椎名林檎テイストに生まれ変わった11曲が収録されている『逆輸入 〜航空局〜』の発売が待ち遠しいですね。