sumika【アルル】歌詞の意味を考察！繰り返す毎日で何を信じる？"灯した光"に込められた想いに迫る

また、新たな1日が始まります。

「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔することは日常茶飯事。

細かいことは気にせず、昨日よりも1歩進んだ自分を褒めてあげてください。

そんな自分が誇らしく思えたら、最高級の「ドヤ顔」を披露していいのです。

鏡で見たその顔は、誰よりも輝いているはずです。

これから何が起こるかなんて、誰にもわかりません。

でも確かなことは、明日は変わらずにやってくるということ。

来たる明日に向けて、まっすぐに走っていくしかないのです。

思い描いていた学生生活とはかけ離れ、暗く沈んだ日々を送っている人も多い現代。

しかし青春に「もう1度」はありません。

繰り返す毎日の中に光を見つけ、日々を輝かせることこそ、今やるべきことなのです。

今日、そして明日輝くのは、他でもない自分自身だけの「光」です。

この光を育てていくのも、消してしまうのも、すべては自分次第。

勇気を出して灯した光は、今は小さくても、いずれ少しずつ輝きを増していくでしょう。

今日よりも明日、そして明日よりも明後日、明るく輝く光を求めて……。

「アルル」に登場する「光」は、自分を照らしてくれるあたたかい光です。

それぞれ光の強さや色が異なる、自分だけのもの。

どんな光も、いつだって自分の味方になってくれることに変わりはありません。

悲しい時、寂しい時、うまくいかない時……光はいつもそばにいます。

気軽に家から出ることもできず、スマートフォンの中で友達と話をする日々。

打ち砕かれそうな日々の中で、1番に信じられるのは「自分自身」です。

何とか気持ちを奮い立たせ、明日へと1歩を踏み出すために灯す「光」。

今まで頑張ってきた自分を信じることで、光はどんどんと明るくなっていくでしょう。

「アルル」のようにメッセージ性の強い楽曲もあれば、フェスで大盛り上がりの楽曲も。

会場が一緒になって楽しめる「ふっかつのじゅもん」は、掛け声も併せて覚えてほしい1曲です。

勇者の境遇に共感し、思わず体が動き出してしまいますよ。

sumikaのバンド人生を表していると言われているのも人気の理由と言えるでしょう。

また、しっとりと歌い上げるラブバラード「Lovers」も、sumikaの定番中の定番です。

その歌詞の意味に思いをはせながら、ボーカル・片岡健太さんの歌声に聞き入ってしまいそう。

愛する人への儚い感情を、sumikaらしいワードでつないでいます。

UNIQLOのCMソングとしても広まり、sumikaを語る上では欠かせない1曲となりました。

終わりの見えない自粛の日々に、大切な青春時代を捧げることとなった学生たち。

そんな学生たちに向け、「何とか生きる希望をもってほしい」と作られた「アルル」。

この曲が人々の希望となり、もう1度輝く明日を願えるようになれば素敵ですよね。

新型コロナウイルスの流行が収まり、学生をはじめ多くの人たちが自由に過ごせるように……。

そんな願いが、「アルル」に込められているのかもしれません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。