歌が始まると、青空を背景に緑豊かな大地に立つコブクロの2人が登場。
この歌唱映像は、MVのストーリーが切り替わるときのアクセントにもなっているようです。
傘を差しながら横断歩道を渡る人々。アニメのシロツメクサは革靴で踏みつけられてしまいます。
再び涙目の女性のクローズアップ。どうやらシロツメクサは女性の心を表現しているようです。
土下座ハラスメント?
会議室での出来事。仕事で何かトラブルが発生した模様です。
女性の隣に立つ男性は上司でしょうか。女性の頭や体を押さえつけ、土下座をさせます。
会議の出席者に向かって土下座をさせられた女性の目には涙……。
決して女性がしでかしたミスではないのに、無理やり謝罪させられたようにも見受けられます。
パワーハラスメントなのでしょうか。
部下や娘に八つ当たりして後悔
洗面台で鏡を見つめながら泣き出す女性。花瓶に生けられたシロツメクサも萎れています。
誰にも見られないところでは涙を流すことができても、仕事の現場ではそうはいかないでしょう。
瀬戸利樹さん演じる部下の男性をきつく指導。これは八つ当たりなのかもしれません。
シロツメクサも、ドサッと置かれる書類に踏みつぶされてしまいます。
幼い娘にもきつく当たる
家に帰っても、仕事で忙しい女性。幼い娘に「本を読んで!」とねだられても対応できません。
この幼い娘役が朝ドラ「半分、青い。」のカンちゃんこと山崎莉里那さんです。
その娘に腕を引っ張られたときにコーヒーがこぼれ、働くママは思わずきつく叱ってしまいます。
床に落ちた本の下敷きになるシロツメクサ。その上には娘からの手紙がありました。
書かれていたのは、仕事を頑張るママへの感謝の言葉と大好きというメッセージ……。
働くママはうれし涙をこらえる表情に変わります。
やりきれないことだらけの仕事で忙しいからといってイライラしても、後悔するのは自分です。
間奏でセリフ!流していたのは後悔の涙
雨のなか傘を差す人々と対照的に描かれるのが、晴れた日に緑の大地の上に転がる傘……。
ただし映し出されるのは持ち手に近い部分だけで、全体像はまだ明かされません。
誰かが拾い上げたようですが、その姿も部分的です。
保育士を叱り飛ばす
オフィスでは部下の男性の姿がありません。そして働くママはタクシーを飛ばして、保育所へ。
幼い娘は熱があるようです。ママは保育士を叱り飛ばしてしまいます。
娘を抱きかかえたママに踏みつぶされるシロツメクサ……。保育士もママも涙顔です。
間奏でセリフが入る
これまでのMVのストーリーがフラッシュバックするかのように、間奏でセリフが入ります。
土下座のときには「私の責任」と言っていた模様。パワハラではなかったのかもしれません。
そして涙を流して謝る女性……。この涙には自分自身に対する後悔の意味があったようです。
シロツメクサの傘と冠&四つ葉のクローバー
セリフが終わると一瞬、傘を差したコブクロ2人の映像が挟まります。雨は降っていません。
その傘にはシロツメクサが咲き誇っています。まるで晴れた日のトトロみたいなイメージ。
そして幼い娘は働くママの頭に、シロツメクサの冠を飾ってあげます。
思わず涙して娘を抱きしめるママ……。感動的ですね。
シロツメクサが咲き誇る
女性が叱り飛ばした部下が出勤すると、デスクの上にはシロツメクサが咲いています。
タクシーの運転手も保育士も、勢いよく咲くシロツメクサを笑顔で確認。
ジョウロでたっぷり水を与えられて、植木鉢のシロツメクサも元気を取り戻したようです。
コブクロの2人が歌っていた緑の大地や転がった傘にも、シロツメクサが咲き誇ります。