少なくとも彼にとっては、別れは青天の霹靂だったようです。
その気配すら感じていなかったのでしょうか。
彼は彼女をまだ愛していただけに、憎しみが募ります。
天罰が下ればいいと。
天罰を待たずとも、自分が手を下してやるからと。
それだけ彼にとっては、一生をかけた本気の恋だったようです。
黙って、このまま終わらせるなんて出来るはずがありません。
ずっと覚えてて、それで許すから
仏になって許してやる
だから顔も体も名前も全部
ずっと覚えてて忘れないでいろ
最後は水に流してやる
だからあれもこれも番号も全部
ずっと覚えてて忘れないでいろ
それでいいよ
仏様だってそう言うさ
ドレスに着替えて晩餐しよう
いつでも次の始まりは
さよならから
何十回!何百回!何回だってもう一回!
何千回!何万回!何回だってもう一回だろ!
出典: 復讐/作詞:椎木和仁 作曲:椎木和仁
でも少し冷静になってみたら。
やっぱり愛した彼女を手にかけることなんて出来はしないのです。
自分にとってはこんなに本気で大切だった恋。
どうか彼女にも自分のことを覚えておいて欲しいと、本音ではやはりそう思っていたのです。
喪服からドレスへ。
さよならを受け入れた彼には、きっと次の始まりが待っています。
何千回、何万回ということも、すべては一回の積み重ねです。
一回を何回も行うことで何万回に到達するのです。
今日はその、何回目かの次の始まりの一歩を踏み出すのです。
終わった恋に別れを告げて。
ありのままの心情を歌うMy Hair is Bad
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