「虹を編めたら」のこだわりは、編曲にも見ることができます。
タイアップである「ハルチカ」は吹奏楽がテーマの一つ。
そこで編曲にも吹奏楽で使われる楽器を取り入れています。
特に「ハルチカ」作中でハルタが担当しているホルンと、チカが担当しているフルート。
この2つの楽器は、Aメロからバンドサウンドに彩りを添えています。
ぜひボーカルだけでなく、アレンジにも注目して聴いてみてください。
fhána blog » 「虹を編めたら」とMVについて:佐藤
こんにちは佐藤です。今年初のブログ投稿なので、新年のご挨拶を…。 あけましておめでとうございます! 明日1/27発売のfhána8枚目のシングル「虹を編めたら」のMusic Videoが公開されました! 今回のMVは、荒牧康治さん、千合洋輔さん、橋本麦さんの3人による クリエイティブユニット「SQRT」の記念すべき初監督作品です。
「虹を編めたら」の歌詞の意味とは?
青春の始まりを思わせる歌詞
雨の匂いにまぎれ息を切らした(その視線の先)
彼方の虹を掴みたくて走った(いつか届くのか)
出典: 虹を編めたら/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
「雨」という言葉がありますが、爽やかなサウンドから雨上がりの景色が想像できます。
雨に濡れたアスファルトや木々の匂い。
そんな清々しい空気の中を、遠くに見えている虹を目指して走っていく主人公。
まさに青春の1ページといった雰囲気です。
「虹」というのは、想い人のことかもしれませんし、叶えたい夢のことかもしれません。
「ハルチカ」では、ハルタもチカも同じ人のことを好きになっています。
その相手は、吹奏楽顧問の草壁先生です。
2人が草壁先生のために普門館を目指したいと思った気持ち。
そしていつか告白したいと思っている心。
この2行の歌詞に、2人のそんな内面が表れているのではないでしょうか。
吹奏楽を連想する「ハーモニー」
いくつもの色たち(重なり)溶け合い(一つに)
ハーモニー 突然に生まれる
君と(僕の)不思議な歌が(それが)
遠く響き橋をかけるのさ
出典: 虹を編めたら/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
「ハルチカ」は吹奏楽がテーマのひとつ。
そこで「虹を編めたら」にも吹奏楽など音楽を思わせる言葉がたくさん使われています。
このBメロには、「ハーモニー」という言葉が。
複数人で音を奏でてひとつのサウンドを作り上げる吹奏楽を連想させます。
特に「ハルチカ」に出てくる吹奏楽部員は個性豊かなキャラクターばかり。
それぞれが抱えたものをハルタたちがひとつずつ解決し、仲間になっていく。
そんなストーリーが、この歌詞にも表れています。
僕らが編んでいく虹
辿り着いたこの場所から 僕らの虹を編めたなら
それはきっと誰でもない たくさんの光放つよ
名前のない色が作る果てないグラデーション
それは僕らのことさ
今痛みを怖れず扉を開けよう
若き日に捧ぐ
出典: 虹を編めたら/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
サビには「虹を編めたなら」という言葉が出てきます。
「虹」というのは、それぞれの想いや個性。
それらを集めることで、どんな色でも作ることができる。
そんな前向きな気持ちが伝わってきます。
「若き日」という言葉も印象的なサビのラスト。
これは「ハルチカ」のテーマのひとつである「青春」を表しているのでしょう。