「ウィッチクラフトワークス」って?

【divine intervention/fhana】歌詞の意味は?ウィッチクラフトワークスOP曲!の画像

概要

原作は「good!アフタヌーン」で連載されたファンタジー漫画です。作者は水薙竜。

アニメは2014年1月~3月に放送されました。

プロデューサーの松倉友二氏によると、原作の再現として炎の表現に試行錯誤を重ねたことや、原作の情報量の多さに苦労したのだそうです。

アニメ化、パチスロ化などもしている人気のシリーズです。

ストーリー

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現代社会の裏側、歴史の影で「工房の魔女」と「塔の魔女」の二派閥が対立している世界が舞台となっています。

主人公・多華宮仄(たかみや ほのか)はごく普通の男子高校生。ところがある日、掃除中にゴミ箱の中にぬいぐるみを見つけます。

そのぬいぐるみに書かれていた「晴れ 時々 校舎が降るでしょう」という文字を目にすると、その言葉通り、頭上に校舎が降ってきそうに!!

そんな時、クラスメイトである火々里綾火(かがり あやか)になんとか助けてもらいます。彼女は学園のアイドル、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。

そんな綾火が、とんがり帽子とマントを纏って仄を助けたのです。実は彼女、炎の魔女「発火術師(ファイアースターター)」と呼ばれる強力な魔女でした。

工房の魔女でもある綾火は仄を常に守るため、人知れず護衛していたのです。

その理由…それは、仄が身体の内に白姫ヴァーミリオンという絶大な力を持つ魔女を封印しているからでした。

塔の魔女たちに隠していたはずのその真実がバレてしまい、仄は魔女たちの争いに巻き込まれていくことになります……。

アーティストはfhana

「divine intervention」の意味は?

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「divine」は英語で「神」という意味です。

そして「intervention」「介入」という意味です。

つまり「divine intervention」「神の介入」。神様が手を加える…なにか壮大な物語の予感がしますね!

「ウィッチクラフトワークス」の物語を通して考えると、

「自由だと思っていた自分が、実は神や運命のような抗いがたい力によって動かされていた」という衝撃。

そしてそこから本当の自由を勝ち取るというテーマがあるように思えます。

ヒロインが男の子を守る物語

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「ウィッチクラフトワークス」という物語は、ヒロインが男の子を守るという特徴があります。

実際、ヒロインの綾火は男の子である仄を「私のお姫様」と呼んだりするのです。

けれど、主人公の仄は守られるばかりではなく、自分から魔法を覚えて綾火の力になりたいと常に願っています。

そんな二人の気持ちを表現するため、女性ボーカルのtowanaさんは「僕」という一人称で「僕は君を守りたい」と歌っています。

大切な人であれば守りたいし守られたい。そんな気持ちがこもっているのだと、作曲者の佐藤氏は語ります。

歌詞を徹底解剖!

僕は愛してる
深く深く それを見つけた
あの日からそう君を

泣いていたのは誰の面影
淡い記憶の底
もう迷わないよ そう決めたから
大切なものを傷付けない

たとえ世界中が敵になって
牙を剥くような日がきても僕は

出典: divine intervention/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

弱く泣くことしかできなかった自分。

けれど愛する人のためにもう迷わないと決めた。大切なものを守ると決めた。

世界から孤立してしまっても、愛する人のためならば立ち向かうことができるのだと。

そんな強い意志を感じさせる歌詞です。

守るものならば
生まれる前から知っているから
身を焦がし君のため戦おう
僕は愛してる
深く深く それを見つけた
あの日からそう ah
まだ届かないなら
もっと強くその名を叫ぶよ
宙(そら)に

出典: divine intervention/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一

生まれる前から本能的に知っている、守るべきもの。

たとえ炎の渦に巻かれても、誰かのために戦えるのなら恐ろしくはない。

「愛してる」というストレートな表現を、臆さずに言えるくらい大切な人を見つけられたから。

空を越えて宇宙まで届くほど、その名を叫べば、愛する人にも届くのでしょう。