『夜は眠れるかい？』flumpoolのMVがカッコ良すぎる！！アニメとマッチした歌詞を紹介します！

続く2番の歌詞では、諦めや疲れのような心情に加えて、それでも尚虚勢を張ってみせるような言葉が並びます。

世間を「ウザい」と言ってみせたり、「鼓動を打ち鳴らそうぜ」と強気な語尾で語ってみせたりと、普段のflumpoolとは違う強気な姿勢には、ドキッとさせられるギャップがありますね。

「LIVE AND DIE」は、何度死んでも蘇ってしまう「亜人」のことを歌っているのではないでしょうか。

どんな大怪我でも生き返る不死身の肉体。それは確かに魅力的なものかもしれませんが、何度痛みを伴っても安らかに眠ることができないというのは、かえって辛さもあるでしょう。それが延々続くと、むしろ「死ぬことができない呪い」のように感じられるかもしれません。

「子守唄を 歌ってくれよ」や「儚い朝は来なくていい」という歌詞は、そんな不死身の人生に疲れた亜人たちの気持ちを代弁しているようにも思えます。

「クソみたいな」や「押し付けんじゃねえよ」など、普段のflumpoolでは考えられないほど強気な言葉が並びます。

そうくり返す心情の裏には、「もう疲れた」と全てを放り出したいような投げやりな本音が見えますね。

歌詞の結末として余韻のように続く「LIVE AND DIE」と「眠りたい」という言葉は、延々と続く亜人の戦いと再生の運命を物語っているようです。

「夜は眠れるかい？」が描く攻撃的な物語は、どこまでもアニメの世界観に寄り添って響きます。

「夜は眠れるかい？」という意味深なタイトル。そこには、主題歌となったアニメのメインキャラクター「亜人」たちへの問いかけの意味が込められているのではないでしょうか。

何度死んでも決して安らかな眠りにつくことのない亜人。そんな彼らに、この曲は「夜は眠れるかい？」とシニカルに問いかけます。

刺激的なアニメの物語に合せるようにダークでクールな世界観が描かれるこの曲は、flumpool史上最も攻撃的な一曲に仕上がっています。

普段とは一味違う彼らの魅力に、是非触れてみてください。