ずっと真夜中でいいのに。【暗く黒く】歌詞の意味考察！やつの正体は？奪われることのない尊い存在を深読み

「暗く黒く」は、2021年1月に公開された映画「さんかく窓の外側は夜」の主題歌として書き下ろされた楽曲です。

「さんかく窓の外側は夜」は、ヤマシタトモコの同名の漫画を映画化したものです。

霊を祓う能力を持つ冷川役に岡田将生、霊を見る能力を持つ三角役に志尊淳のダブル主演が話題となっています。

さらに、ヒロインのヒウラエリカ役には平手友梨奈と、人気若手俳優が揃い踏み。

ボーカルACAねさんが、もともとヤマシタトモコの原作漫画の大ファンだったそうです。

映画のタイトルとユニット名に共通して「夜」が入っていることから今回タイアップに至ったとのことでした。

「夜」繋がりということで、面白い縁ですね。

ミュージックビデオは、はなぶしが制作しています。

はなぶしは、ずっと真夜中でいいのに。のロングヒットを記録している曲「お勉強しといてよ」のMVも担当したアニメーター。

「さんかく窓の外側は夜」に因んでいるのか、MV中にはさまざまなさんかくの形が出てきます。

また、近未来を舞台としたキャラクターとストーリー性のある内容が「意味深」であると話題になりました。

映画の内容や、歌詞の内容とリンクしているという考察もあります。ぜひMVもチェックしてみてくださいね。

「暗く黒く」は、2021年2月に発売されたずっと真夜中でいいのに。のセカンドフルアルバム「ぐされ」に収録されています。

「ぐされ」には、同じく「さんかく窓の外側は夜」のオープニングテーマとなる「過眠」など全13曲を収録。

映画「約束のネバーランド」の主題歌である「正しくなれない」も収録されています。

初回限定のLIVE盤付属Blu-rayには、2020年8月6日に配信されたオンラインライブ「NIWA TO NIRA」のライブ映像が付属しています。

こちらもぜひチェックしてみてください。

「暗く黒く」の歌詞は、映画の主題歌として書き下ろされただけあって、映画の内容とリンクしているように読み取れます。

「さんかく窓の外側は夜」は、霊を祓う能力を持つ冷川と霊を見る能力を持つ三角が出会い、様々な謎や事件を解決していくホラー・ミステリー。

呪いを操る力を持つヒウラエリカも物語のキーパーソンになっています。

ミステリーものとしての面白さはもちろん、人と人が出会うことによって変化や成長をしていく様子が描かれているストーリーです。

では、映画のストーリーに合わせて歌詞を読み解いてみましょう。

1番の歌詞は、幼少期から幽霊が見えてしまう三角の苦悩が描かれていると解釈できます。

震えている声は、霊のものか、三角のものでしょうか。

霊が見えるけれど、見えるだけで何もできないことに三角は苦悩していました。

 この部分も、霊が見えている視界のことと捉えられます。

霊が見えることに対して、ただただ黙って必死に堪えてきた三角。

そんな世界で、今日を燃やして必死に生きていた様子が書かれています。