ウインクの真意とは?
てへぺろ?
誘惑しなれた男たち
ホテルの窓にも声かける
洗いたての髪なびかせて
いたずらぎみに一瞬ウインクを
危険かしらね
出典: サザン・ウインド/作詞:来生えつこ 作曲:玉置浩二
ヨットに乗った美少年だけでは飽き足らず、女性はさらに勢いづいてしまったようです。
ホテル中の男性をターゲットに声をかけるなんて、何人いるのでしょうか。
そしてまた髪の登場です。女性が髪をなびかせるというのは立派な誘惑ではありませんか!
しかもウインクまで……。すっかり女性のほうから危険な誘惑を仕掛けるようになりました。
ダメダメ!危険です!ただし「いたずらぎみに」というエクスキューズがあるので一安心。
女性は本気で多くの男性を誘惑しているワケではないのでしょう。単なる冗談!のはずです。
ウインクの真意は「てへぺろ」!な~んてね!ジョークだよ~ということでしょう。
ダメ!やっぱり!
実は明菜ちゃんのシングルには純情路線とヤンチャ路線の2パターンがありました。
デビューの「スローモーション」が純情路線、セカンドの「少女A」がヤンチャ路線。
それ以降、交互に2パターンを繰り返していたのです。とくに6枚目「禁句」まではそうでした。
ところが7枚目「北ウイング」の作詞は純情路線担当の来生えつこさんではなく、康珍化さん。
そしてヤンチャ路線のはずの8枚目「サザン・ウインド」の作詞が来生えつこさんになりました。
この7枚目「北ウイング」と8枚目「サザン・ウインド」で変化を出してきたことになります。
純情とヤンチャに明確に分けるのではなく、混ぜてみよう!としたのではないでしょうか。
確かに「サザン・ウインド」は来生えつこさん作詞にしては刺激的な内容になっていました。
でも、これは「いたずら」なんです。ここにウインクの真意が隠されていたのでしょう。
間違っても、危険な誘惑には乗ってはいけない!仕掛けてもいけない!というのが正解です。
「北ウイング」の歌詞もチェック♪
「サザン・ウインド」のウインクの意味、深かったですね。一言でいうと「てへぺろ」ですが(笑)。
今さらながら明菜ちゃんカット(ヘアスタイル)が流行した意味もわかったような……。
明菜ちゃん流のいたずらっぽい誘惑に憧れて、カワイイ髪型をマネしていたのでしょう。
そうとは気づかずに……。こうなると「北ウイング」の歌詞の意味も気になりますね!
こちらに解説した記事がありますので、ぜひチェックしてみてください♪
【北ウイング/中森明菜】タイトルは○○のことだって知ってた!?語り継がれる名曲の歌詞を徹底解釈! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
中森明菜「北ウイング」は、1984年1月1日の元旦にリリースされた明菜さん7枚目のシングルでした。デビュー曲「スローモーション」のヒットを皮切りに「セカンドラブ」などヒットをその後連発してきました。そしてこの「北ウイング」も大ヒット。ここでは、この「北ウイング」の歌詞の意味を徹底解釈、そしてタイトルの意味にも迫ります。
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