井上陽水のこれまでの活動

福岡生まれのシンガーソングライター

「リバーサイドホテル」(井上陽水)川ってまさか死後の世界のアレ!?歌詞の意味に隠された真相とは!?の画像

井上陽水は、1948年8月30日生まれ。福岡県出身のシンガーソングライターです。

本名は同じ井上陽水と書いて「いのうえ・あきみ」。

この芸名になるまでは「アンドレ・カンドレ」という名前で活動していました。

井上陽水としてデビューしたのは、1972年。デビュー曲は、シングル「人生が二度あれば」でした。

同年5月には、衝撃的な歌詞で話題となった「傘がない」を収録したアルバム「断絶」をリリース。

その後、「少年時代」「夢の中へ」など、誰もが知るヒット曲を次々と世に送り出しました。

また、1999年に発表した2枚組ベストアルバム「GOLDEN BEST」は、堂々のミリオンセラーを記録しています。

更に2019年には彼のデビュー50周年を祝い「井上陽水トリビュート」アルバムをリリースしています。

作詞家、作曲家そして音楽プロデュ―サーとして天才的な実力を発揮する人物です。

他アーティストへの楽曲提供も多数

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井上陽水といえば、他のアーティストに提供してヒットした曲も数多くあります。

安全地帯「ワインレッドの心」歌詞)、中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」歌詞・曲)、PUFFY「アジアの純真」「渚にまつわるエトセトラ」(歌詞)などが有名ですね。

ちなみに、安全地帯は元々井上陽水のバックバンドを務めていました。

また、1996年には奥田民生と共に「井上陽水奥田民生を結成。

シングル「ありがとう」をリリースしています。

大ヒット曲「リバーサイドホテル」とは?

田村正和主演のトレンディドラマ主題歌

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「リバーサイドホテル」は、井上陽水が1982年7月5日にリリースしたシングル曲です。

その年の12月5日発売のアルバム「LION&PELICAN」の先行シングルとして発売されました。

発売当初はオリコン54位とあまり奮いませんでしたが、田村正和主演のフジテレビ系ドラマ「ニューヨーク恋物語」主題歌に起用されたことで人気を呼び、最高11位まで急上昇しました。

ドラマ第1シリーズと続編の2作でこの曲が使われ、多くの人の耳に残りました。

多数のアーティストがカバーしている

本曲はこれまで多数のアーティストによってカバーされています。

それぞれの声や歌い方の違いから、違った雰囲気で本曲を楽しむことが出来るのです。

編曲を福山雅治が自ら行った福山バージョンや、川島ケイジも近年カバー曲として自らのアルバムに収録しています。

本曲のカバー曲は歌謡曲やジャズなど、こちらも多数のジャンルでカバーされており、様々な顔を見せてくれます。

イーグルスの名曲「ホテルカリフォルニア」から発想を得た?

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この「リバーサイドホテル」は、アメリカのロックバンド「イーグルス」の名曲「ホテルカリフォルニア」と世界観がよく似ているため、ここからヒントを得て作られたのではないかという説があります。

「ホテルカリフォルニア」にはモデルは存在せず、ファンの間では「このホテルがあるのは死後の世界ではないか?」という少しホラーな解釈もなされています。

ふたつの曲に共通していることは、何度も同じフレーズを繰り返していることです。

この「繰り返し」はホラー小説などによく使われる技法ですが、曲についても同じことがいえます。

同じフレーズや同じメロディを何度も繰り返すことで、恐怖という感情を生み出すのです。

本曲にも同じ歌詞が繰り返し使用されており、不気味な感情をそれとなく植え付けているといえるでしょう。

「ホテルカリフォルニア」ではホテルからは出られないと歌っており、一方通行の行き先を示しています。

そして本曲でも同様にホテルを出る描写はありません。

更に、本曲が死後の世界を示しているといわれる理由は不可思議な歌詞にありました。

「リバーサイドホテル」の歌詞には隠された意味がある?

「リバーサイドホテル」は三途の川だった!?