伝えたいのはI love you
I love you I love you これが運命というのさ
Love story with you
出典: White Love/作詞:m.pice 作曲:田鹿ゆういち,m.pice
この曲の歌い出しはHey!Say!JUMPメンバー全員で歌うフレーズから始まります。
運命の恋に出会い、相手に自分の気持ちをストレートに伝える「I love you」という言葉。
運命の恋に出会った瞬間から恋を育てていく喜びを歌詞に乗せて歌い上げていきます。
曲の中で、本当に伝えたいことは何度も出てくる「I love you」。
つまりあなたのことを心から愛しているということを伝えるための曲なのです。
運命の出会い
風が吹くように一瞬の出来事だった
出会いは奇跡のように 恋の香りを運んで
いま風吹き抜けた
心に咲いた花を 優しさで育ててゆこう
枯れることはない
出典: White Love/作詞:m.pice 作曲:田鹿ゆういち,m.pice
運命の恋を風が吹き抜けるようだと表現しているこの歌詞はとても爽やかな印象がありますね。
運命の恋というと雷が落ちたように衝撃があるといった表現もされます。
しかし、この歌詞の主人公には何も特別なものではなく、自然の流れで突然やってきたようす。
ただその風はいつもの風とは少し違っていて、恋の香りがしていたとのこと。
恋に落ちた時には気づかなかったのでしょう。
しかし振り返れば恋の予感があったように思うという心情を表しています。
そして気づけば恋の種が心の中に植えられていて、花が咲いていたのでしょう。
その花はとても儚く繊細で、優しく包み込むように守りたいという気持ちも芽生えたようです。
始まったばかりのこの恋は、どんどん膨らんでいき枯れることはないと確信しているのでしょう。
自然と恋に落ちた自分を素直に受け入れる
誰かを好きになったとき、それまでの世界がぜんぜん違うように見えることはありませんか?
明日がくるのが楽しみに感じたり、憂鬱だったことも好きな人に会えるかもしれないと思うと前向きな気持ちになったり。
いつもはいらいらしていたことも許せるようになるといった心の変化もあるかもしれません。
ふわふわした楽しく優しい気持ちを運んできてくれるのが恋愛のよさでもあります。
この歌は、そんな恋のわくわくを「恋の香り」や「優しさ」と表現していますね。
恋の香りは、とても爽やかでありつつ甘くもあるような香りなのでしょうか。
恋愛が優しい気持ちをもたらし、その優しさがまた自分自身にもかえってくる。
その繰り返しによって恋心はどんどん膨らんでいくのでしょう。
とても希望にあふれた歌詞ですね。
主人公はこの恋を待っていた
僕と君の空はひとつ
雨上がり輝いた この世界のどこかで
虹を探していたんだ 同じ空の下で
出典: White Love/作詞:m.pice 作曲:田鹿ゆういち,m.pice
ここの歌詞は、主人公が運命の恋に出会った後の心の変化を表現しています。
運命の恋に落ちた主人公は、それまで雨が降るように暗くジメジメしていた心が一瞬にして晴れに。
鮮やかな虹がかかるように気持ちが弾みます。
この輝く空を作ってくれたのは紛れもなく恋をした相手でしょう。
相手と自分の世界は気づいていなかっただけで、実はつながっていたことを知るのです。
そのことに気づかせてくれた相手に感謝をしているでしょう。
運命の恋の訪れを虹で表現していますが、虹は雨上がりに必ず見えるものではありません。
それだけ今回の恋は偶然的で奇跡的に生まれたもの。
雨で灰色一色の世界に、七色の鮮やかな色が差し込む。これははっと息をのむほどに衝撃的です。
同じ世界がまったく違う世界に見え、これから自分の身に訪れる出来事に期待が膨らむでしょう。
運命の恋をもたらしてくれた相手に感謝の気持ちを表現
恋をすると世界の見え方が変わるだけでなく、大きく広がったように感じることがあります。
これまで気づかなかったことに気づいたり、無意味に感じていたことが価値あるものに感じたり。
好きな人の趣味を知ると、自分もそれが好きになるということもあるでしょう。
すべて自分一人ではできなかった経験です。
この曲ではそれを「虹」と表現しているのでしょう。
好みも価値観も好きな人に合わせるように変化していくことは、まるで2色しかない空に7色が足されるよう。
それが相手の色に染まっていくということなのです。