「MR.LONELY」(玉置浩二)の歌詞を解釈！コード譜も掲載！ドラマ『こんな恋のはなし』主題歌

まず、玉置浩二の『MR.LONELY』がどのような曲なのか、その概要について紹介します。

玉置浩二は、天性の歌声と抜群の音楽センスを持った多くのミュージシャンからも尊敬される唯一無二の魅力を持ったミュージシャンです。

安全地帯のボーカルとしても有名ですよね。

そんな玉置浩二の代表曲と言えば、『田園』『メロディー』などがあります。

そのような彼の代表曲の1つであり、ファンがフェイバリットにあげることも多い名曲が今回紹介する『MR.LONELY』です。

そっと生きることを応援してくれるような歌詞とシンプルなサウンドがとても良く合っています。

シンプルだからこそ玉置浩二の歌声の素晴らしさがより際立っていると言えるでしょう。

つらい時や苦しい時に聴くと、思わず泣きそうになってしまう深い魅力があります。

『MR.LONELY』は、1997年に発売されたアルバム『JUNK LAND』に初収録。また、ベストアルバムにも必ずと言って良いほど収録されています。

『MR.LONELY』は、玉置浩二も出演したドラマ『こんな恋のはなし』の主題歌に使われました。

1997年に放送されたこのドラマは、真田広之や松嶋菜々子が出演したヒューマンドラマを交えたラブストーリーです。

お金しか信じることができなかった余命わずかな男。その男がアツい友情や真実の愛に目覚めていく様子が描かれています。

そこに『MR.LONELY』が流れるのですからたまらないですよね。

映像作品になっていないのがとても残念です。ただ、この作品の小説版がありますので、興味を持った方は読んでみてくださいね。

次に、『MR.LONELY』の生きることに前向きになれる深い意味を持った歌詞を解釈していきたいと思います。

自分がダメなやつだと言うのは、自分に対する言い訳かもしれません。

それを言えば、できなくても何もしなくても許されると思ってしまうことはあるでしょう。自分なんてそんなものだと、諦めてしまえば楽かもしれません。

しかし、がんばってもその努力が報われず、人から笑われたとしても一生懸命に今できることをやろうとしている方が絶対に格好良いです。

「やれることがある」と涙をこらえながら、人生に立ち向かう方がずっと素敵だと思います。

何も人にしてあげられることはなかったとしても、人は「生きている」だけで咲き誇る花のように意味があります。

なぜなら、ダメで笑われている「僕」にやさしくしてくれた「君」がいるからです。

自分が元気でいることは、認めてくれた「君」に対する誠実な態度と言えるでしょう。

誰にでも、生きているだけで喜んでくれる人はきっといます。

人の気持ちがわかる人は、とても繊細な感性を持った人だと思います。つらい話を聞いて一緒に心を痛めてくれるなんて、とてもやさしい人ですよね。

それをムダだと笑ったりバカにしたりする人はいます。そんなことよりも、自分の大切な人の心を支えられる方がずっと大切なことではないでしょうか。