Kalafina 『Magia』待望の9枚目シングルは力強い歌詞＆深い世界観が話題！早速チェック♪

2011年2月16日にリリースされた、Kalafinaの待望の9枚目のシングル『Magia』。

『魔法少女まどか☆マギカ』のエンディングテーマや挿入歌に使用された楽曲で、耳に残る美しいメロディーが話題になりました。

2011年2月28日付のオリコンウィークリーチャートでは、トップ10入りを獲得。

Kalafinaの独特の声のハーモニーが、中世ヨーロッパの合唱技法『オルガヌム』を思わせると評されています。

幻想的でミステリアスな世界観が、Kalafinaならではの独創的なロックで表現されている楽曲です。

作詞、作曲は、音楽プロデューサーである梶浦由記（かじうら ゆき)さんが手掛けています。

Kalafinaはそもそも、梶浦由記さんがプロデュースした女性3人組のボーカルユニットです。

劇場版アニメ『空の境界』の主題歌プロジェクトのために、Kalafinaが結成されたのでした。

『Magia』は通常盤と初回盤、アニメ盤の3形態で発売されました。

初回盤（2,500円、税込）には、タイトルチューンである「Magia」のPVを収録したDVDが付属。

アニメ盤（5,980円、税込）には、「Magia」のリミックスバージョン、テレビバージョン、インストゥルメンタルが入っています。

カップリング曲の「snow falling」は、劇場版アニメ『空の境界 終章「空の境界」』のエンディングテーマをカヴァーした作品。

演出上歌詞を付けずにBGMのみの曲だったので、Kalafinaとしては欲求不満が残り歌詞を付けて歌ったのだそうです。

テレビアニメの『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年1月から日本テレビの深夜アニメとして放送されていたもの。

願いをかなえる代償として「魔法少女」となって、人類の敵と戦うことになった少女たちの過酷な運命を描いた作品です。

主人公には魔法少女のほかに、傍観者である女子中学生の鹿目まどかも含まれます。

物語では、謎のダークな生き物キュゥべえが、狙いを定めた少女に「僕と契約して魔法少女になってよ」と近づきます。

そして魔法少女になったら、普通の人間には見えない魔女と人知れず闘うことになるという内容です。

「魔法少女」といえばきらきらした子どものおとぎ話のようなイメージを抱きがちですが、『魔法少女まどか☆マギカ』は違います。

目の前で他の魔法少女が殺されたり、魔法少女同士が縄張り争いをしたり、精神的に追い詰めたりする、ダークな面もあるのです。

そうした複雑な内容であることから、コミック化、小説化、劇場アニメ化、ゲーム化もされていて、一大ブームを巻き起こしました。

2013年にはグッズの総売り上げが、なんと400億円にも達したのだそうですよ。

「Magia」は、2011年9月21日にリリースされたKalafina3枚目のアルバム、『After Eden』にも収録されています。

このほかに大ヒット・アニメ『黒執事II』のエンディング曲「輝く空の静寂には」も入っています。

また、NHK総合『歴史秘話ヒストリア』の主題歌である「symphonia」なども含まれ、全13曲を収録しています。

『魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION』にも、もちろん「Magia」が入っています。

こちらは2013年12月25日にリリースされた、『魔法少女まどか☆マギカ』のベスト・アルバムです。

ClariSが歌うオープニングテーマ「コネクト」や、TVシリーズ全劇伴、梶浦由記による新規書き下ろし楽曲など全45曲を収録。

『魔法少女まどか☆マギカ』ファンにはもちろん、アニメを観ていない人も楽しめる内容になっています。

Kalafina初のベストアルバム「THE BEST “Blue”」にも、「Magia」が収録されています。

こちらには、NHK『歴史秘話ヒストリア』のオープニングテーマをカヴァーした「storia」、

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〔新編〕叛逆の物語』主題歌「君の銀の庭」、

『空の境界 七章』のエンディングテーマ「seventh heaven」なども含む、全15曲が収められています。