色んな感情や現実に押しつぶされて、どれだけ息を吸っても息苦しいという感覚。
それを、「黒い酸素」というたった一言だけで見事に表現しています。ここは特に秀逸な表現ですよね。
さらに、「今にも泣き出しそうな空」は、「雨が降りそうな様子」であることを想像させます。
その空が「青く染まった」。つまり晴れ空になったということですよね。
「黒」と「青」の対比は、「夜」から「朝」への変化であったり、「雨」から「晴れ」への変化をイメージさせ、ポジティブな印象へと変えていきます。
<Cメロ>
ドアを開ければ雨上がりで
空にかかる橋を見てた
赤く染まる街の中で
笑えたらいいのにな
そして君は走り出したよ
無我夢中に走り出したよ
そこの角を左に曲がったら
生きる希望が待っていたんだ
出典: ドア/作詞:樋口侑希 作曲:樋口侑希
1番サビで連想させた情景(「雨」から「晴れ空」)を、Cメロで回収しています。
「ドアを開ける」や「雨上がり」「空にかかる橋=虹」といったキーワードは、「希望」を表すベターな表現ですよね。
確かにありきたりかもしれませんが、筆者は声を大にして言いたい。ベタなのがイイんです!
1番のBメロから、色彩に着目すると「暗い部屋」→「黒」→「青」→「虹」。
行動に着目すると「閉じこもって」→「扉を開けようよ」→「ドアを開ければ」→「走り出したよ」。
このように、対応する言葉をピックアップするとより感情の変化がわかりやすくなりますね。
冒頭では「悲しみ」や「不安」などでいっぱいだった部屋から、終盤ではその部屋から飛び出し、「希望」めがけて走り出しています。
言葉選びのセンスもさることながら、表現のテクニックの高さにも驚かされます。
歌詞をよく聴きこんでみると、不安に苛まれている心に寄り添って、共に希望へと導いてくれる曲なのだと気付くことができました。
気分が落ち込んでいるとき……。ぜひこの曲のことを思い出してください♪
コード譜はこちら★
Gm Cm7
目が覚めたらそこは真っ暗で、
Gm7 Eb
君は泣いていた
Cm Gm
「息苦しいよ」 って黒い酸素吸い込んで
Cm Gm
今にも泣き出しそうな空が 青く染まりました
Gm7 EbM7 Bb
「サヨナラ…」にはバイバイ、
Cm AbM7 Bb
扉を開けようよ一緒に
出典: ドア/作詞:樋口侑希 作曲:樋口侑希
とてもアップテンポな曲ですので、難易度は高めかもしれません><
でもこれ弾けたら絶ッ対気持ちいい……!フルは下記リンクからご確認ください( ^^ )
さいごに。
さて、いかがでしたでしょうか。
今回は、WOMCADOLE「ドア」をご紹介しました。
胸にグッとくる歌詞が、切なく響きながらも希望を与えてくれる、そんなナンバーでしたね。
WOMCADOLEの楽曲の中でも、特に歌詞がストレートで共感できる一曲だったと思います。
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