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遮断機の向こう側 途切れる景色に
今朝のニュースが ふと よぎった

歩き出せば 消える 他人事の悲劇
なんとなく 君と また 手をつないだ

出典: https://twitter.com/shake__speare/status/832220533089460228

日々生きていく中で溢れているやるせないニュースへの無関心さに警鐘を鳴らすかのような導入から始まります。

ふと頭をよぎる悲しいニュースに気を取られつつも、すぐに現実に戻ることができる私たち。

とはいえ、他人事のようでどこか他人事ではなく、実は心の中では不安と共に過ごしているのではないでしょうか。

そんな気持ちが「なんとなく君とまた手を繋いだ」というフレーズに表れているように感じます。

愛の歌が届かない 暗い闇もあるの

出典: https://twitter.com/134cd/status/867717105994539008

そうやって悲しいニュースが起こってしまうことへのもどかしさを嘆くような歌詞になっています。

秦基博みんなに笑顔になってほしい、そして、生きる希望を得てほしいと考えながら歌っているのではないでしょうか。

70億のピースが 描き出す 世界のパズル
誰かと隣り合えた意味
かたちの違う僕らは ひとつに今 なれなくても
でも 互いが 離れないよう 寄り添えるんだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c9d1/l03c973.html

そして、サビに入っていきます。

この曲のタイトルにもなっている「70億のピース」という言葉。

「70億」という数字は世界の推定人口を表しています。

その1人1人が私たちであり、私たちそれぞれがピースとなってこの世界を形作っています。

そうやって出来上がったパズルの中で、隣合わせで繋がることができた人を大切にしようという歌詞になっています。

しかし、その1つ1つのピースは必ずしも隣の人とぴったりはまるとも限りません。

だからといって、敬遠したりせずに、私たちは寄り添い合うことができるはずです。

そばにいる人を大切に、支え合っていこうという温かい想いが描かれています。

半径5メートルも ままならないまま
日々は続いてる あやうく

あの映画みたいに 小さな幸せが
拡がればなんて やっぱ 綺麗事かな

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c9d1/l03c973.html

そして、2番です。

ここでは1番で歌っていた「愛の歌」の内容に触れられているように感じます。

悲しい出来事があったり、思うようにいかない日々でも、歌っていくことで小さな幸せを拡げていきたいという秦基博の願いが表現されているのではないでしょうか。

その横顔 閉じ込めたくて カメラを向けた

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c9d1/l03c973.html

そして、そばにいてくれる人を手放さないように繋ぎ止めておこうという想いを、カメラで撮影する行為に例えています。

無邪気な君のピースサイン いつも僕を照らす光
明日もここで生きてく意味
かたちの違う僕らは 近づくほど 傷つくけど
でも 互いの 温もりにも 気づけるんだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c9d1/l03c973.html

さらに2番のサビに入っていきます。

そばにいてくれる人の笑顔や、幸せを感じている姿は自分の力になります。

それだけでまた頑張ろうという気持ちにさせてくれるものではないでしょうか。

しかし、時には傷つけあったり、喧嘩したりもするでしょう。

そういった経験を越えて、お互いのことをより知り、相手を思いやる気持ちは築き、強めていくものです。

改めて大切な気持ちを伝えていくような歌詞になっています。

70億のピースが 描き出す 世界のパズル
誰かと隣り合えた意味
かたちの違う僕らは ひとつに今 なれなくても
でも 互いが 離れないよう 寄り添えるんだ

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c9d1/l03c973.html

そして、締めくくりでは1番のサビを繰り返しますが、ここまでの歌詞を見てきたことで「ピース」という言葉にはたくさんの意味が含まれているように感じます。

「パズルのピース」という意味はもちろんのこと、「幸せ」という意味を持った「peace(ピース)」という言葉にも聴こえてきませんか?

小さな幸せを積み重ねて、築いていく関係を上手に描いた締めくくりになっています。

まとめ

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いかがでしたか?

「70億のピース」は1人1人が大切なパズルのピースであり、たくさんのピースの中で隣合えた人を大切にしようと、それぞれの幸せを追求していくような温かい歌詞になっていました。

その類まれな優しい声で温かい楽曲を紡いでいく秦基博

2016年にデビュー10周年を迎え、まだまだ活躍していく彼の今後に期待です。

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