【BEAUTIFUL HANGOVER/BIGBANG】曲名の意味は〇〇に酔いしれる？！歌詞を紹介！

盛り上がってる今の楽しい気分を否定するつもりはないし、あらがいもしない。そんな意味でしょうか。

身も心も委ねざるを得ないパワフルで深いHANGOVERは、もうこの時点で始まっているのでしょう。効果的なライムが心地よい部分はまだあります。

さらに、次のような歌詞が続きます。

　どうでしょう？　このたたみかけるような流れ。カラオケでよどみなく歌えたらちょっとかっこいいし、「聞き流すだけ」の学習法よりはるかに英語を身近に感じられるのではないでしょうか。

“君”を車に乗せて走っている間も、彼の気持ちはかなりこじれているのかもしれません。

“君”という美しい二日酔い――ここでは、これ以上なくポジティブな残存感と言っておきます――に全身を包まれ、身動きできずにどうしようもなくなっているのでしょう。

しかもその残存感は、会う前も一緒にいる時も、そしておそらく、“君”を家に送った後ひとりで帰る道のりでも消えることはありません。

バスタブいっぱいに溜めた40度くらいのお湯のように、彼を包み続けるのです。

英語の歌詞を一度日本語に変換して理解しようという作業は、ひょっとして無駄なのかもしれません。

完璧に訳して理解しきる必要はないんじゃないか、という意味です。それと同時に、フィーリングという言葉だけで簡単に片付けたくない気もします。

だからこそ、ビジュアライゼーションという行いを通してこの曲の歌詞を楽しみたいと思うのです。

エンディング近くで綴られる次のような歌詞から、どんな気持ちがビジュアライズできるでしょうか?

どうやら彼は、求めるものを手に入れられそうです。　

英語の詞を完全に理解するための方法論としての絶対的な正解なんかないでしょう。

でも、聴き込むというプロセスがおそらくまちがっていないことはわかります。

聴き込んで、さらに聴き込んで見つかる自分との共通点とか、自分の体験の記憶とか、そういうものが聴き手と楽曲の接点になるはずです。

そして、この聴き込むというプロセスは当然楽しいものであり、それを通じて楽曲のイメージを自分なりの世界観に落とし込むことができるのではないでしょうか。

『BEAUTIFUL HANGOVER』にまつわる、ご自分なりの世界観を見つけてみてください。

そして筆者は、女性アーティストに“君”目線のアンサーソングをぜひ作っていただきたいと思っています。