【No.1/槇原敬之】歌詞に出てくる「チョコレート工場」は実在？！歌詞の意味を徹底解釈！PVあり！

槇原敬之（まきはらのりゆき）さんは、1969年生まれのシンガーソングライターです。「どんなときも。」や「もう恋なんてしない」「遠く遠く」などの楽曲が有名ですね。

ソフトで伸びやか、男性にしては非常に高音域なのが特徴で、その歌唱力と美声はつい聴き惚れてしまいます。

槇原さんの音楽の才能は、高校時代にはすでに開花していたようです。

1985年、当時16歳だった槇原さんは、坂本龍一さんのラジオ番組内のデモテープ企画に楽曲を応募。

「言う事なし」とべた褒めされ、なんと番組内でフルコーラスが放送されたのです。

これは異例のことでした。

槇原さんが応募した曲は「HALF」と言い、「C・M・C」（コンプレッサーズ・ミュージック・クラブ）という名前で応募していたようですが、実質的には槇原さん一人でした。

そしてこの楽曲は、ラジオで流されるだけでなく、応募作品から優秀作品を選んで収録したアルバム『Demo Tape-1』にも収録されたのです。

この時のクレジットには、しっかりと槇原敬之の名が刻まれたそうです。

高校生で作詞作曲、歌、そして演奏までこなし、あの坂本龍一さんに認められるなんてさすがすぎます。

槇原敬之さんは、1990年に「NG」というシングルでデビューしています。この時は同時に、アルバム『君が笑うとき君の胸が痛まないように』もリリースされました。

ちなみに、デビュー曲となった「NG」は、デビュー前の3月に「AXIA MUSIC AUDITION '89」でグランプリ。

音楽ファン投票で選ばれる「一万人審査員賞」とダブル受賞を果たしています。すでにデビュー前から、兆しはあったのですね。

さて、今回は槇原敬之さん8枚目のシングル曲「No.1」をご紹介します。歌詞の中に登場する工場が実際にあるらしいので、その場所も含めて、歌詞の内容を解説していきます。

槇原さんの「No.1」は、オリコンチャートで本当に1位を獲得しました。さらに、この時のオリコン2位が、ZARDの「もう少し、あと少し」だったそうです。奇跡的な偶然ですね。