天使のウィンク（松田聖子）の作詞作曲は○○？！カラオケで上手く歌いたい♪【歌詞＆コード譜あり】

当時テレビをつければ松田聖子を見ない日はありませんでした。それほど人気絶頂の時代でしたね。

作詞作曲は尾崎亜美。日本の女性シンガーソングライターの草分けです♪楽曲提供も行っており、杏里の「オリビアを聴きながら」、観月ありさ の「伝説の少女」などは有名ですね。

また、この曲を発売した当時は神田正輝との結婚を発表しており、しばらく歌手活動の休止を表明したことでも話題となりました。

「天使のウィンク」は80年代特有のドラム音が特徴です。打ち込みの弾けるようなクリアな音色が印象的。全体のサウンドも80年代のエレクトリックな音像です。

イントロがアカペラなので、冒頭から松田聖子に釘付けな曲。ポップなメロディーと切ない恋心の歌詞が魅力的な「天使のウィンク」の世界を見ていきましょう。

聖子ちゃんの凄さがよく分かる曲ですよ！

懐かしい当時の歌番組「トップテン」の映像です。もちろん生放送です。生歌でこのクオリティーに唖然とします……。

「録音？」「口パク？」と疑うほどの歌唱力です！歌い始めで少し音を外していて全部において完璧ではありませんが、生歌でここまで歌えれば素晴らしすぎます。

ほぼ完璧なパフォーマンスですよね。すごすぎて感動してしまいます。

それからファンの声援がよく聴こえます。野太い野郎、男性の声から、黄色い女性の声まで。松田聖子が男性ファンから女性ファンまで幅広く魅了していたことが分かる映像ですね。

一発勝負の歌番組でここまで歌えるなんて、歌唱力があるのはもちろんですが、度胸がハンパないです！

松田聖子特有の伸びのある高音でノックアウトされます（笑）！ぜひ映像をチェックしてノックアウトされてくださいね♪

「天使のウィンク」の歌詞は「恋に悩む女性」と「天使」という2人の視点から構成されています。

尾崎亜美の解説では「冒頭」と「終わり」の部分が天使の視点ということです。

それでは実際に歌詞を見ていきましょう。ちょっと複雑な構成ですが考えると分かります。

ここは天使の言葉ですね。

天使は「約束を守れたら羽をつけてあげる」という宣言をしています。

その「約束」とはどんなものでしょうね。次の歌詞をみましょう。

恋に悩む女心を歌っています。

彼に想いを伝えたいけどすれ違っているようですね。「助けてエンジェル」と天使に助けを求めています。

「りんごをかじったら」という部分は実際にりんごをかじるということではなく、アダムとイブのりんごのことでしょうね。

禁断の赤い実を採ってしまったアダムとイブにちなんで、恋という禁断の実をかじってしまったという意味でしょう。

それで苦しい気持ちになってしまったのです。恋は切なくて苦しいものですよね。

好きな気持を素直に伝えられなかったり、すねてみたりと「気のないふりをするのは何故？」とすれ違う恋心を歌っていますね。

そしてこのパートで天使との約束の内容が分かります。

「笑ってごらん」それが天使との約束です。

「恥ずかしいのは分かるけど、すねたりして自分の心を偽っていないで勇気を出して彼に微笑んでみよう！」が天使のメッセージではないでしょうか。

恋は素直になれないもの。好きなのにわざと意地悪したりしますよね。彼の気を引くためにしてしまいます。

女性だったら特にこの気持がわかるのではないでしょうか。

自分から好きと本当は言いたいのに、彼に「好き！」と言ってもらえるように誘導したり（笑）。

そんな複雑な女心を歌っていますね♪