sumikaオフィシャルファンクラブ始動!
ファンクラブ名は「ATTiC ROOM」
新年の挨拶とともに、オフィシャルファンクラブ開設のニュースが入ってきました。
sumikaファンには、嬉しい2018年の幕開けとなりましたね。
ファンクラブの名称は「ATTiC ROOM」。”Attic Room”とは、屋根裏部屋を差す言葉です。
ライヴの舞台裏映像や、CDの制作過程をまるで屋根裏部屋からファンの方が覗き見るような、そんなファンクラブにしたいという思いからつけられたネーミングのようです。
もう一つ、ファンを喜ばせる報告もありました。
そう、2018年のツアーのアナウンスです。
”sumika Live Tour 2018 "Starting Caravan"と名付けられた今回のツアーは、2018年の5月から7月まで、14会場16公演が予定されています。
5/8神奈川県のカルッツかわさきホールからスタートし、ファイナルは7/18大阪府のフェスティバルホール。
まだ先のこととはなりますが、楽しみで仕方がないという方も多いのでは。
ちなみにファンクラブ「ATTiC ROOM」では、最速でこのツアーのチケットの抽選販売を行うようです。要チェックですね!
「グライダースライダー」収録アルバム『Vital Apartment.』
今回お届けする曲「グライダースライダー」は、2015年6月に発売された彼らのミニ・アルバム「Vital Apartment.」に収録されています。
このアルバムはsumikaにとって2枚目の全国流通盤。小川貴之加入後初の作品となりました。
このアルバムに伴うツアーは、ギターヴォーカルの片岡健太の不調により、7月の公演は片岡健太なし、他のメンバー三人とゲストアーティストが参加という形で行われました。
しかし8月以降のライヴは中止という形になり、ファンは落胆するとともに片岡健太の体調を心配していましたが、9月末に片岡健太の復活がアナウンス、ここからsumikaの第二章が始まったのです。
その後の活躍は皆さんもご存じの通り。
2016年には復活ライヴを行い、ミニ・アルバム「アンサーパレード」をリリース。
2017年にはsumika初となるフル・アルバム「Familia」をリリースし、この作品はチャート5位を記録するヒットとなりました。
PVをチェック!
「グライダースライダー」のPVは、白く明るい部屋で演奏しているメンバーの姿から始まります。
その部屋の壁にはたくさんの時計が。
2番のサビになると、部屋の中にたくさんの紙でできたグライダーが現れます。
扇風機の風が揺らす、グライダーの中でメンバーは演奏し続けます。
時折、暗い闇をはさみながら、音楽は進んでいきます。
sumikaらしい、気負いのない彼らの持ち味がよく出たPVだと思います。
「グライダースライダー」歌詞の内容を考察
ここからは、「グライダースライダー」の歌詞の意味を見ていきましょう。
グライダー
この世の公式に
おいそれおいそれと乗り込んで
スライダー
この世は刺激がねえ、
君はいいよな。とほざき出した
なんでなんだよ
それはあんたが選んだ道だろう?
ロウロウ
グライダー
この世の公式に
おいそれおいそれと乗り込まず
スライダーもせず
頭の中いろんな自分を殺したんだ
出典: グライダースライダー/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太
小さなころは、みんな何かしらの夢を持っていたでしょう。
たとえそれが、荒唐無稽なものであっても、です。
成長して、いろんな世の中の仕組みがだんだん見えてくるようになってくる、誰もがそういう道を通って来ていると思います。
現実を間のあたりにして、諦めざるを得ない夢も多くあることでしょう。
自分は夢を抱え続けていたとしても、周りの状況や責任など、夢の実現を許さないということもあるかもしれません。
それでも、それは自分で選んだ道。
刺激がないとか、つまらない毎日だと嘆いたところで、結局は自ら選んだ道には違いないのです。
グライダーに乗り込むような冒険に手を出すような度胸もなく、なんとなく毎日に飲み込まれていったのでしょうか。
その時点で、自分のいろんな可能性を自分の手にかけて殺しているのです。
他の誰でもない、僕は僕
なんでなんだと問われたならば
僕は僕 だからさ
なんでなんだと問われたならば
誰かじゃない
分母をたくさん増やしました
そこから1つの道だけ選びました
それ以外のものは全部置いて来たよ
だから愛すべき「1」がここにあるよ
出典: グライダースライダー/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太
そうした日常に飲み込まれずに、自分の夢を実現しようと生きている人間に"何故そういられるのか”と聞かれたとしたら。
その答えは、たった一つ。
自分は自分で、他の誰でもないからです。
自分で、自分の生き様を決めるのです。
他ならない、自分のことだから。
もちろん、その選択に痛みを伴わなかったわけではないでしょう。
彼にも選ぶ道はたくさんあり、また、選ばなければならない道もあったのかもしれません。
でも、そのほかの何を手放したとしても、彼は自分の行く道を選んだのです。
自分の夢を追う道を。
他のものは全部捨てて、愛すべき自分の”夢”を。
いったいなぜだろう
グライダー
僕はゆくんだ
スライダー
僕をゆくんだ
理想を掲げ傷つきながら
それでもグライダー
こんな毎日を
スライダー
愛してゆくんだ
なぜだろうなぜだろう
なぜかはこの曲の後半で教えてやる
グライダー
この世の公式に
おいそれおいそれと乗り込んで
スライダー
この世の定説に異論も唱えずに従った
出典: グライダースライダー/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太