住み慣れた町を離れるのは地元を見捨てるのではありません。
それは前に進むためだから。居心地が良く温もりがある場所と別れるのは辛いこと。
でも後ろ髪を引かれるメンタルを振り切って、旅立ちへの準備を開始しました。
心残りがあったとしても、一緒に荷物に積み込めば今日はもう過去になるだけ。
なりたい自分になるため、一つ上のステージに上がるため、夢をかなえるため前に進みます。
前に進むのは自分で決めたこと。固い決意を手放さ無いように、強く握りしめて出発しましょう。
握りしめた手の中にある強い意志。
向かう先には自分が目指すものが、確実にあると信じることが出来ました。
旅立ちに迷いはあるけれど
あとどのくらい行けば あの日にたどり着く?
振り返れば 遥か遠く
出典: 歩行者優先/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
自分の中のやる気はMAXで、願いを叶える意志も間違いは無いはず。
でも新しい所へ向かう時には、迷いが伴います。
自分の願いや未来を信じたくても、目指す場所にたどり着くまでの時間は未知数。
立ち止まって思い悩むのは、前に進むためなのでしょうか。
迷って苦しんで押しつぶされそうな今を変えるために、もう一度自分を見直します。
ここまでの道のりも、決して短いものではありません。でもここまで来ました。
自分の手の中にあるのは、一歩一歩の歩みを進めた結果でできたもの。
今すぐ迷いが消えることは無いけれど、迷いが解決できないから止めるなんて選択肢もありません。
迷いは強く願うことから生まれる反動と思えば、心が先に動き出します。
前に行こうとする決意を信じた心で、身体を動かすパワーをチャージ。
そしてまた歩み始めました。
あわてる必要はありません
果てしなく続く道 走り出す勇気を
忘れはしない すぐに間に合うはずさ
出典: 歩行者優先/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
長い長い道のりが始まる、第一歩を踏み出すパワーを授けてくれる歌詞ですね。
最初の一歩を踏み出す時には誰もがためらいます。
足の出し方間違っていない?、なんて思ったりすることも。
ホントは右から出すつもりが左から始めちゃった、などとゲン担ぎも気になったりして…。
でもとにかくスタートをしないと何事も始まりません。
自分が目指すところにたどり着くためには、まだまだ距離は長そうです。
長距離走しかも正確なキロ数が分からない距離を走り続けるために、焦りは禁物。
踏み出した一歩を大切にして欲しい、それは自分が動いたから踏み出せた一歩。
ここを離れてここと違う所を目指すパワーを忘れなければ、未来はあなたを待ち続けます。
今日が終わると来る明日
まばたき禁止で?
素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう
不安なんていらないさ
目を開けて 絶えず進め
出典: 歩行者優先/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
一歩を踏み出した今日。大切にしたい今日ですが、今日には必ず終わりがあります。
今日が終わることは残念ではありません。今日が終われば明日という新しい日が来るから。
まっさらで色も形もまだ何も決まっていない明日が、必ず誰にでも来るんです。
新しい目的のために踏み出した一歩から、まず向かうのは明日。
向かい風ではなく吹く風は追い風。風さえも応援をしてくれます。
恐れや迷いで再び立ち止まっていませんか。
でも新しい場所に向かうためには、乗り越えないといけない恐れと迷い。
閉じた目では前は見えません。心が閉じたままでは前向きにもなれないでしょう。
進むことを恐れて欲しくないと歌は教えてくれました。
ここでは背中を押す力は少し強め、でもゆずは前を向く人を、絶対に見放しません。
この一行を疑わないで
奴は心の中に
希望って奴をいつだって信じたいから
出典: 歩行者優先/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
のぞみと読む“希”・のぞむと読む“望”、二つの思いを奴と呼んでしまう…。
作詞家岩沢厚治の言葉選びから目が離せません。
不安があるのは当たり前、それを否定するばかりでは心はネガティブに傾きます。
信じて欲しい、それだけでは無く、強く信じなければ希望を手には出来ません。
望みが叶わないかもしれないという不安や、プライドが傷つく心配が先立ちます。
起こってもいない不安や失敗を心配していれば、希望は逃げ出して行くでしょう。
自分が望んでいることは、思ったよりも自分の近くにいるのかもしれません。
だって奴と呼んでもいいのですから、希望と手を取り合って前に進むことだって可能。
自分を否定しないで希望を肯定すれば、明るい世界が見えてきます。
すでに踏み出している自分を信じて前に進もう!とゆずのハーモニーが耳に届きました。