大きなキャンバスに二人 光りの粒散りばめてさ
たくさん計画立てた事は
もう全部行なうこともなくて

出典: ブルーデイズ/作詞:絢香 作曲:西尾芳彦

付き合ってる時に将来の事を二人で語り合ったようです。

希望に満ち溢れた二人の夢も、「君」がいなくなった今叶えることができない。

「君」との将来が主人公にとってとても大切なものだったのが伺えます。

心の支えを失ってうなだれている感じがしますね。

星空はこんなにも綺麗だった

忙しいあまりに空を
いつの間にか見なくなってた
見上げた星空 手が届きそうで
涙が止まらないの

出典: ブルーデイズ/作詞:絢香 作曲:西尾芳彦

考えにふけるといつの間にか、空を見上げることを忘れてしまいませんか?

この主人公も日々の中で視野が狭くなっていたみたいです。

「すっかり忘れていたけど星空はこんなに綺麗だったんだ。」

もしかして「君」のことを考え過ぎて、空に目を向ける余裕がなかったでしょうか?

当たり前になっていた彼を失くし、その大切さに気付いた…

そんなニュアンスもあるのかもしれません。

「君」とのかけがえのない日々

見えてない答えがあるとすれば
消えてない 君とむかえた朝と
「好きだよ」胸にそっと抱き寄せて
永遠を誓い合った あの日々

出典: ブルーデイズ/作詞:絢香 作曲:西尾芳彦

ここでまた「君」との幸せな時間を回想します。

彼の大切さを実感した後だからこそ、より心の痛みが感じ取れるのではないでしょうか。

また、1番の「あの夜」が2番では「あの日々」に変わっていますね。

「君」と日常的に過ごし信頼関係を築いてきた…という背景が読み取れます。

「君」との生活は主人公にとって生活の一部だったのかもしれません。

もしそうだとしたら、その喪失感ははかり知れないですね。

後悔の末に見つけた「答え」とは?

湧き上がる後悔で自分を責めてしまう

【ブルーデイズ/絢香】ドラマ「サプリ」挿入歌!切ない歌詞の意味が知りたい…!コード譜も要チェック!の画像

あの時 見送った背中
声枯らし止めれば良かったの?
暗い後悔ばかり 幾度となく駆け巡ってくの

出典: ブルーデイズ/作詞:絢香 作曲:西尾芳彦

彼を失い沈みきった主人公。

今までの歌詞からはタイトルどおり「憂鬱な日々」を送っているのが伺えますね 。

「辛い」と感じるということはそこに「後悔」が眠っているということ。

主人公は彼との別れ際での自分の行動を振り返っています。

過去の自分の行動が違っていれば未来も変わっていたのではないか?

過ぎ去ったことばかりに焦点を当て、悔やみ続けています。

でもこれではずっと自分を責め続けてしまいますね。

探している「答え」は「自分を責めること」ではないはず。

やっと見つけた「答え」

見えてない答えがあるとすれば
消えてない 窓の隙間から見える太陽
私の震える肩 温めて 目を閉じて
気づけなかった答え 見つけた

出典: ブルーデイズ/作詞:絢香 作曲:西尾芳彦

ここでやっと「答え」を見つけ出せたみたいです。

ではその「答え」とは何だったのでしょうか?

ここからは筆者の独自解釈で進めます!

冒頭で主人公は帰宅し、2番のサビでは彼と朝を迎えることを想像していました。

つまり、曲は夜から始まり、朝にかけて主人公が考え事をしていたのが推測されます。

なかなか眠れず一晩中彼の事を考えていたのではないでしょうか?

そして最後のサビでは「太陽」が出てきました。

朝日がのぼり、窓やカーテンの隙間から光が漏れ出てくる光景が想像できますね!

これを「消えてない」と言っています。

どんなに辛いことがあっても朝になれば太陽は昇る。

明けない夜はない。

それと同じように、今は悲しみに暮れていてもいつか幸せな日々は訪れる。

主人公が探していた「答え」とは「憂鬱な日々」を乗り切る術だったのだと思います。

将来を誓い合った相手だからこそ、生きる目標を失ってしまうのも当たり前です。

しかし、彼女は一つだけ変わらないものを見つけました。

毎日朝日が昇るのと同じようにこの「憂鬱」もずっと続くわけではない。

そんな安心感を得られたのではないでしょうか?

「ブルーデイズ」のコードもチェック!

アコースティックギターがメインの「ブルーデイズ」は弾き語りしたくなる楽曲だと思います!

ローテンポで伸び伸びとしたメロディなので、弾き語り特有の「タメ」も入れやすいのではないでしょうか?

「ブルーデイズ」のコードも一緒に確認していきましょう♪

ちなみに、簡単弾きの場合は原曲キーから♭4すればOK。

ところが♭4というのは本来の調の音色と結構変わってしまうという難点があります…。

「ブルーデイズ」は特に響きが美しい楽曲なので、今回は原曲キーでコードを紹介していきますね!