個性=君の色
僕しか出せない色
君しか描けない色
それは違うからこそ良いの
出典: 「カラーバリエーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ/田尻知之/本澤尚之」
私たち人間は、2人として同じ人間はいません。
本来ならばそれぞれが異なる個性を持っていて、違う意見を持っているはずなんです。
しかし、集団の中にいると個性が強ければ強いほど、それを”異物”として排除しようとする傾向があります。
だからみんなが個性を隠し合って、同じ方向を向いているフリをしているのです。
そうしたことを、払拭するかのような”違うからこそ良いの”という歌詞は、光る個性を隠したままじゃダメだよ、と言っているようです。
かつて、詩人の相田みつをさんも言っていました。
「みんなちがってみんないい」
これが個性なのです。
認め合うことが大切
良いとこも 悪いとこも
皆 持ってる熱い心
なら いっそ認め合って
この世は きっと色で溢れる
出典: 「カラーバリエーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ/田尻知之/本澤尚之」
ダメなとこ マイナス掛け合わせ
シンパシー 新しい夢になる
エンパシー カラフルな絵になる
出典: 「カラーバリエーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ/田尻知之/本澤尚之」
違うと思っているものを認めることは、簡単なことではないのかもしれません。
だけど、それぞれお互いがお互いを認め合うことで、”排除しよう”などと言う、つまらない事にはならないのです。
本当は皆、夢や野望を胸に抱えて生きているものです。
それらを包み隠さずさらけ出すことで、初めて他人と繋がれます。
性格が真逆でも、性別が違くても、言葉が通じなくても、文化が違っても・・・それぞれの個性を認め合う事で新たな発見が生まれるかもしれません。
共感し共鳴し合うことで、お互いにマイナスな部分を補いながら生きていくことが出来るのです。
これは、私の個人的な考察ですが、”エンパシー=共鳴”という意味ですが、”縁パシー”とも読み取れるような気がしました。
人と人との縁の大切さを教えてくれますね。
自分らしく生きる
僕らはコピーじゃなく 唯一のオリジナル
バグとアップデートを繰り返しながら
僕らは僕ららしくなってきたんだ
出典: 「カラーバリエーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ/田尻知之/本澤尚之」
君はいいとこ だけじゃなくて
悪いとこも あるけれど
君のいいとこ だけじゃなくて
悪いとこも 好きだから
出典: 「カラーバリエーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ/田尻知之/本澤尚之」
自分らしく生きていくことは、当然メリットもデメリットも付いて回ります。
元々、完璧な人間なんていないのですから、それでいいのです。
相手の良いところを見つけて、お互いに好きになれたらそれは幸せなことですよね。
だからこそ、デメリットである”悪いとこ”も全部ひっくるめて相手を知るということが大切なのだと言っています。
間違ったりつまづくことも生きていればたくさんあるでしょう。
だけど、様々な失敗や苦労を通り過ぎてきたから現在の自分があるわけです。
その失敗や苦労がみんなが全く同じ、ということはありませんよね?
乗り越えてきた壁が人それぞれ違うように、私たち人間はみんな違うのです。
色が限りなくあるように、私たち人間の可能性は無限に広がっているのです。
まとめ
いかがでしたか?
ケツメイシの「カラーバリエーション」は、聴く人の隣にそっと寄り添ってくれるようなそんな優しい曲でしたね。
落ち込んだ時やそうでない時でも、不思議と元気をもらえます。
ぜひ、この曲の世界にじっくりと浸って新しい自分の色を見つけてみて下さいね!
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