遠き調べは 消えず心に鳴り響く
君が教えてくれた歌は
足元に 枯れぬ花を咲かす

出典: 夜/作詞:星野源 作曲:星野源

どんな歌なのでしょうか。

いつも自分の心の中でその歌が流れているようです。

それは心の奥に閉まってあり、遠くから聞こえてくるのです。

を咲かせてくれる歌であれば、あたたかくてほっとする曲なのかもしれません。

そんな歌を知りたいものです。

想像するだけでも素敵な歌であることは間違いないでしょう。

お守りのように、自分の中でその歌が響いているのですね。

ああ 夜が怖いなら
いつでも ここにいるよ
君の話を 聞くことが
ただ ただ 朝を焦がす

出典: 夜/作詞:星野源 作曲:星野源

”君”は夜が怖いようです。

主人公がそばにいてくれる優しさを感じます。

夜の間中、夜を怖がる彼女の話を聞いているのでしょうか。

風景が目に浮かびます。

朝になるまで2人で一緒にいるなんてロマンティックです。

どんな気持ちで彼女の声に耳を傾けているのでしょう。。

朝に変わりゆく景色を見ながら主人公は想いにふけっているのでしょう。

【朝が怖い】なぜ?

赤い秘密は 消えず我が身に鳴り響く
君が残してくれた歌が
足元に 枯れぬ花を咲かす

出典: 夜/作詞:星野源 作曲:星野源

秘密の中でも赤いという表現は、少し危険な香りを放ちます。

赤い色は攻撃激しさ情熱などを表します。

そんな色の秘密を主人公は抱えているようです。

それとも、彼女との秘密でしょうか。

ずっと自分の中に残っているようです。

冒頭では教えてくれた歌ですが、ここでは残してくれたと表現されています。

歌を教えてくれた彼女はどこかへ行ってしまったのでしょうか。

ああ 朝が怖いなら
いつでもそばにいるよ
君と話を することが
ただ ただ 夜更けを

出典: 夜/作詞:星野源 作曲:星野源

冒頭では夜が怖いという表現ですが、ここでは朝が怖いようです。

朝を迎えることが怖いのか、朝に何かトラウマがあるのでしょうか。

夜から朝になる瞬間も不思議な感覚になります。

夜でも朝でも、彼女が怖いのであれば一緒に時を過ごしているのです。

君だけが話しているのを聞いているのではなく、ここでは一緒に話しています。

夜が明けていく景色を2人で眺めて、沢山話をしているのですね。

赤い秘密とはどんな秘密?

赤い秘密の内容に迫ります。

自分が過去にした行いで、彼女には言えない出来事を指しているのでしょう。

一見、いけない秘密なのかなと想像が働くのです。

少なくとも、秘密の中でも重たい秘密なのだと推測できます。

過去に犯した罪なのか、2人だけの秘め事なのか。

その秘密は夜と朝が怖い理由に関係しているかもしれません。

ふとした瞬間に思いだすものではなく、忘れることなく曲のように鳴り響きます。

自分の人生の大きな出来事であることは間違いないです。

そんな秘密を包んでくれるのが彼女の教えてくれた歌なのです。

君が僕に残してくれた歌の存在

どんな歌なのか非常に気になります。

彼女が残した歌が、主人公にとっては支えであるのです。

いつもその歌を思い出して、自分に元気を与えているのかもしれません。

人生の中でもそんな経験が時にあります。

ある曲がいつもお守りのような存在になっていたり。

自分に寄り添って、心を癒してくれる存在です。

そして、その曲が枯れない花を咲かせるのです。

枯れないとは、一生生き続けるという意味にも捉えられます。

現実に枯れない花があるわけではなく、自分の心の中に咲いているのです。

それ程彼女は大きな存在なのです。

残してくれたという表現が、今は彼女がここにいないことを証明します。

一体どこへ行ってしまったのでしょう。

教えてくれた曲から、残してくれた曲の違いが興味深いです。

例え1人でも、彼女がいなくても、その曲は自分の中で生き続けます

最後に

あなたが感じた想い

星野源【夜】歌詞の意味を徹底解釈!赤い秘密とはどんな秘密?君が僕に残してくれた歌の存在と意味に迫るの画像

この楽曲を通して、あなたは何を感じましたか。

夜も朝も、それぞれ思い浮かべる景色は違うと思います。

歌詞の中の2人も、2人だけの景色を眺めているのでしょう。

そして秘密の内容も真意を突き止めることはできません。

人生で様々なことが起こりますが、そんな秘密を抱えている方も多いでしょう。

抽象的な表現が多い楽曲ですが、その分聴き手の想像力を搔き立てれます。

聴き終えた後に何を感じたのか、少しでも心を揺さぶったのかをとどめておきたいものです。

楽曲を聴く時期によって受け止め方や感じ方が変わります。

自分の過去を振り返ったり、その時の時代も思い出すきっかけになります。

ぜひ今のあなたが感じた想いを大事にしてみてください。