【Shining ray/Janne Da Arc】「ONE PIECE」ED曲の歌詞を徹底解説！

さて今回ご紹介するのはJanne Da Arc！

バンドとしては現在活動休止中ですが、ロックバンドながら様々なジャンルの楽曲を歌いこなす幅広さから、今も根強い人気を誇る彼ら。そして今も、各々ソロの活動は継続中です。

ちなみにメンバーはこちら！

hyde大好き芸…いやボーカリストyasuや、もはや人気ブロガーのkiyoまで、個性的な面々がズラリ。

最初はビジュアル系らしく女性ファンが多かったわけですが、自然体でざっくばらんなキャラが面白い…！と、少しずつ男性ファンも増え始めます。

あれ？それにしても男性ファン多くない？ビジュアル系なのにやけに多くない？と思っている間もどんどん増え続け、「男尻Night」という男性限定ライブを開催するに至っています。ライブ名よ。

楽曲のクオリティはもちろんですが、その人気の秘密のひとつはMC！

メンバー全員大阪府出身とあって、もう大阪弁がダダ漏れ。そしてずーっと喋ってます。

初めて聞くと、えっこんな感じなの？あのビジュアル系の感じからこんなコッテコテな上方トークが飛び出すの？っと驚くわけなんですが、これがまあ面白い。ずっと聞いちゃう。

ちなみにグループ名の「Janne Da Arc」の由来は、もちろん聖女ジャンヌ・ダルクから！

…と思いきや、なんと永井豪原作の「新デビルマン」に登場したジャンヌ・ダルクの方が由来だそうです。わかるかいっ！

しかしながらなんと、その縁で10周年のコンプリートボックスのジャケットを永井豪本人が描いています。（記事冒頭の画像）なんちゅうコラボだ…

そして今回ご紹介するのは、そんな彼らの12枚目のシングル「Shining ray」！

タイトルにもありますが、大人気アニメ「ONE PIECE」のEDとして採用されました。まだOPとEDが独立していた時代ですね。懐かしい。

エロティック＆アグレッシブな楽曲が多い彼らが、日曜朝の健全すぎるアニメの楽曲を…まさか…

と思いきや、そこはさすが。素晴らしくONE PIECEっぽい、爽やかで前向きなポップチューンに仕上がっています！

タイトルの「Shining ray」は、直訳すれば「眩しい光線」。

rayは「一筋の光」や「放射」といったニュアンスもありますので、歌詞の内容からいっても輝かしい光（が照らすその先の道）みたいなことも込められているのは、と思います。

というわけでせっかくですので、実際のアニメで流れた映像をご紹介しますよ。

世界観にぴったり！ポジティブな歌詞と、楽しくてキラキラ眩しいアニメ映像にも注目です。

冒頭から「Shining ray」のタイトル通り、「一筋の光」がしっかり映像で表現されています。最初は雨が降っていて雨宿りをしているキャラクターたち。

サビに向かうにつれて雲間から差す光がどんどん増えていき、曲が終わる頃には素晴らしい青空からの大ジャンプ！凄いとこでジャンプしてるなこれ。

ちなみにこちらは2002年の7月から流れていたものです。じゅ、16年前か…

でも全然そんな前の映像に見えませんよね。楽曲も絵も全然古くない。凄い。

それでは歌詞もご紹介しますよ。

ONE PIECEの世界がたっぷり詰まっている歌詞！明るく前向き、そして力強い言葉の数々に注目です。

「舵」「地図」など、冒頭からアニメの世界をしっかり表現したワードが多数登場しています。

おぼろげだった夢が「地図」によって、輪郭を帯びたしっかりしたものになってくる。

そこに介在してくるのが「君」という存在。そのおかげで、勇気が持てた。

その結果、ただ受動的に「願う」ところから、能動的な「誓い」へと。

夢に向かって走る、非常にポジティブな内容ですよ。

サビの爆発力も素敵。

英語の部分も「新しい道を見つけよう」「この旅は終わらない」等々、未来への希望が力強い言葉で表現されています。凄くONE PIECEっぽいじゃないですか。

力強く背中を押してくれる、ポジティブな応援ソングです！