「A」ってどういう曲なの?
「A」は”龍が如く 極2”のテーマソングとして作成された曲
SiMの「A」は、PlayStation4のゲームソフト“龍が如く 極2”のオープニング曲として作成された曲です。
気になるCDジャケットも龍が如くとのコラボを意識したものになっていて、なんと龍が如くシリーズの初代主人公である桐生一馬がMAHの黒いポロシャツ×赤ネクタイの服を着ています。
両方のファンにとってはとても嬉しいジャケットになっていますね。
「A」の作詞はボーカルのMAHが担当。作曲はSiMのメンバー全員で行われた楽曲です。
作詞を担当したMAHは同シリーズの発売当初からのファンでもあり、「A」の曲中で龍が如くの世界観を見事に表現しています。
実際、音だけで聴いてみても自然と龍が如くの格闘シーンが浮かんでくる音楽になっていました。
また、その音に主人公の葛藤を表した歌詞が重なり、より龍が如くのストーリーを想起させる一曲に仕上がっています。
CDジャケットも要チェック
”変化のきっかけ”がみられる1番
思わず引き込まれる歌いだし
※ABRACADABRA
nobody cares ’bout you under the Libra※
ABRACADABRA / is this “new era”?
hit me
出典: A/作詞:MAH 作曲:名SiM
一度聴いたらこの部分が印象的で頭の中でずっとリピートしているという方も多いのはないでしょうか?
この歌詞はこんな意味になっていました。
(和訳)
アブラカダブラ / 天秤の下のお前のことなんて誰も気にかけない
アブラカダブラ / これは“新時代”か?
俺は気づいたんだよ
”Libra”は英語ではなく語源であるラテン語の”天秤”の意味をそのまま使っています。
英語の”Scale”を使わずにあえて語源の”Libra”を使うことで他の歌詞の語源を考えさせるという意図があるのでしょうか。
この後の間奏を聴いている間にもこの後の展開が気になって気持ちがどんどん高ぶってくるという何とも憎い仕掛けです。
気になる次の歌詞にいきましょう。
くだらない日常
嗚呼 何もする気起きない / 阿呆なTV もう観たくない
same old tearjerking stories to make us cry
また“病で余命もわずかの愛”
出典: A/作詞:MAH 作曲:SiM