「13日の金曜日」が話題!まずは歌詞に注目
13日の金曜日を思わせる土曜日
土曜の夜は
彼と映画に行こう
ロマンスよりも
ホラーがいい
先週はボウリング
先先週は遊園地
好きになったら
飽きもせずデート中
出典: 13日の金曜日/作詞:秋元康 作曲:網本ナオノブ
「13日の金曜日」とはもともとドイツやフランスで不吉とされる日です。
なぜならキリストがはりつけにされたのが13日の金曜日とされているから、忌み数が13だからと言われています。
はっきり言えば迷信なのですが、殺人鬼が出てくるホラー映画も制作されており、どうしても13日の金曜日=怖いというイメージがあるでしょう。
一方で13日の金曜日を幸運の日としている国もあり、国や地域によって違うのです。日本由来の迷信は聞きませんよね?
ですからここでは、13日の金曜日を終えたらホラー映画、つまり怖い映画を見に行こうといっています。
先週はボウリングだった、先先週は遊園地だった、とても楽しいデートだったのは、君と一緒にいることが幸せだからなんだと伝えているようです。
ホラー映画でも幸せ
ポップコーン頬張りながら
コーラを飲んで(Oh!Oh!Oh!Oh!Oh!)
手を握って
(Uh!Uh!Uh!Uh!…)
なんてしあわせな
大人へとグローイングアップ
(Oh!Oh!Oh!Oh!Oh!)
暗闇の中で
ねえ いちゃいちゃしよう
出典: 13日の金曜日/作詞:秋元康 作曲:網本ナオノブ
ホラー映画を見るようなデートでも、幸せに置き換えられることはなんと心が豊かなのでしょうか。
怖いからこそ起こりうる状況というのがあるわけです。怖いから、和らげるために手を握れば幸せを感じられます。
そうして大人の恋へと発展していくのです。
映画館という暗闇の中でイチャイチャすれば、2人の恋の温度は一気に上がるでしょう。
恋≒ホラー
13日の金曜日
何かが起こりそう
ドキドキして
大声を上げたくなる
恋とホラーはよく似てる
スリルがいっぱい
次の展開はどうなるの?
ハラハラする
楽しみ
きゃあースクリーム
きゃあースクリーム
きゃあースクリーム
きゃあースクリーム
出典: 13日の金曜日/作詞:秋元康 作曲:網本ナオノブ
恋にもホラーにも、ハラハラ、ドキドキする瞬間があります。次に何が起こるかわからないというスリルがあるのです。
そんなスリルを楽しむように、味わいながらこの瞬間を2人で生きて行きたいのです。
大声を上げたくなる瞬間もある。
それはきっと君からのサプライズだったり、思いもよらぬ展開だったりするのでしょう。
そんなハプニングを楽しみたいのです。
キスは無敵
みんなと離れ
2人きりになったら
危ないってこと
わかってるのに…
スクリーンの恋人たち
怖いもの知らず勇敢だね
キスするためなら
モンスターも怖くない
出典: 13日の金曜日/作詞:秋元康 作曲:網本ナオノブ
ホラー映画に登場する人物たちは、最高のハッピーエンドのためにモンスターと対峙します。
モンスターと2人きりなんて危ない!分かっていても2人きりにならずにはいられないのです。
それは最後の最後にあなたとキスするため。そのためならモンスターにだって挑んで見せるのです。
言葉より行動で
自分で目隠しをして
隙間から見る(Oh!Oh!Oh!Oh!Oh!)
やばいシーン
(Uh!Uh!Uh!Uh!)
ちょっと泣きそうな顔で
彼にしがみつく
(Oh!Oh!Oh!Oh!Oh!)
言葉で言うより
そう愛が伝わるよ
出典: 13日の金曜日/作詞:秋元康 作曲:網本ナオノブ
怖いシーンだけど、見たくないはずのシーンだけど、顔を手で覆い隠しながらも見てしまうんです。
だけどやっぱりそのシーンが怖いから、泣きそうな顔になって彼にしがみついてしまいます。
でもこのほうが、言葉よりよほど愛を伝えるのに十分だと思いませんか。