また同じことが繰り返されないかと、過去を引きずる悲痛な叫びです。
「怖いよ」は主人公の訴えだけではなく、君と2人の純粋な心の叫びだと解釈いたします。
飛び込んでいく側と受け容れる側、2人にとっては新しいスタートには変わりありません。
主人公と同様に、怖いのは男性も同じ気持ちなのです。
恋愛に対し抑えていたはずの感情。
鍵が開き、ちょっとずつ心の扉が開いていく様子がうかがえます。
不安感や期待感、様々な葛藤が入り交じりながらもワクワクした心模様が感じとれるでしょう。
恋愛に臆病で、歩み出せなかった一歩が前へとようやく進み始めるのです。
君と私が向かう先
君の前で 恥ずかしい話しても いいの?
僕の心の中を 見てよ
ここは 焦げてしまったけど また動き始めてる
動き始めてる
出典: 緑のハイヒール/作詞:眉村ちあき 作曲:眉村ちあき
楽曲で3度引き合いにだされる、「恥ずかしい話」の核心に迫ります。
元彼や仲間を含め、信用していた人に裏切られた主人公。
誰に対しても疑心暗鬼になっている自分自身を、不甲斐ないと恥じていたのでしょう。
主人公は、男性の前ではもう何事にも躊躇することはありません。
ただ飛び込めばいいからです。
私を受け容れてくれたように、「君」の心も「私」に預けてほしい。
さらけ出してくれて大丈夫!決して逃げない、私が全部受け止めるから。
今度は目的をもち、2人でしっかりと少しずつ未だ見ぬ未来へと歩むのです。
役目を終えたハイヒール...
緑のハイヒール もう履かなくて いいや
出典: 緑のハイヒール/作詞:眉村ちあき 作曲:眉村ちあき
居場所を見つけ、生まれ変わった主人公。
もう泣かなくてよくなったのです。
恋愛に臆病になっていた自分が嘘のように、人と向き合う自信がついたのでしょう。
泣くたびにいつも助けられていた「緑のハイヒール」は、その役目を終えるのです。
おしまいに
「緑のハイヒール」は同世代の女性のみならず、男性にも響く楽曲ではないでしょうか?
恋愛に臆病なのは男性も同じです。
眉村ちあきが伝えたかったことは、「雑念を怖れず一歩前へ踏み出せ」。
その先には、「きっとあなたの居場所が見つかる」のだと徹底解釈は締め括らせていただきます。
「(株)会社じゃないもん」の代表取締役社長兼カリスマ、眉村ちあき。
音楽を志した日から、海外進出という壮大な目標をもっているそうです。
下記のリンク先でぜひご覧ください。
眉村ちあき【大丈夫】歌詞を解説!あなた達はみんな素晴らしい…!その理由は?ゴッドタンから生まれた名曲 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
眉村ちあきさんの「大丈夫」は、テレビ番組「ゴッドタン」から生まれた感動の名曲!リスナーのことを「素晴らしい」と褒めてくれる心温まる歌詞はとっても泣けますよ…!
「緑のハイヒール」とともに、アルバムに収録されている「おばあちゃんがサイドスロー」。
対比してお聴きいただくと、より「まゆむらー」に近づくかもしれませんよ。
奇天烈な歌詞を楽しむには、こちらのリンク先をぜひご覧になってください!
眉村ちあき【おばあちゃんがサイドスロー】歌詞の意味を解釈!これはどんな状況?タイトルが示す真意とは - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
眉村ちあきさんの「おばあちゃんがサイドスロー」は、アルバム「劇団オギャリズム」に収録されているユニークな楽曲。一見摩訶不思議なタイトルや歌詞に見えますが、深読みしてみると意外なメッセージが込められているかも…!?
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