ここからはいよいよ歌詞を見ていきましょう。

ラックライフがこの曲に込めた想いはどんなものなのでしょうか?

彼らの音楽が胸に響く理由もきっと垣間見えるはずですよ!

過去も未来も

なにができたのだろう
なにができるのだろう
これまでとこれから
どれも愛おしく思えて

出典: 走って/作詞:PON 作曲:PON

自分たちの辿ってきた過去はかけがえのないもの。

ラックライフというバンドを作り上げた地道なライブ活動などはまさにそれに当たりますね。

そして自分たちのこれからにもワクワクしている様子も表したこの部分。

物事は何をしてきたか、何をしていくかに尽きるという真理にも通じますね。

どんなメッセージを届けよう

うまく言えないけど
今日も部屋で一人
緩みきった顔で
君への言葉探してる

出典: 走って/作詞:PON 作曲:PON

これは楽曲制作を連想させる部分ですね。

「次はみんなにどんなメッセージを届けよう」

そんな期待に溢れたバンドの姿が思い浮かびます。

距離も時間も
関係はないのさ
おんなじ今を生きて

出典: 走って/作詞:PON 作曲:PON

「どんなに離れていても、過ごした時間が短くても、同じときを生きていることに変わりはない」

そんなことを歌うこの部分には、少しでも多くの人に曲が届いて欲しいというバンドの想いを感じます。

出会うこと自体に意味がある

走って走って
君の街まで行こう
笑って向き合って
くだんない話をしよう
無駄な事も君とならば
ちゃんと意味があるような気がして

出典: 走って/作詞:PON 作曲:PON

出会ったことには何か意味があるはず。

人との出会いが人生に及ぼす影響とは非常に大きいものです。

一見中身のない話しかしていないように見えたって、その人と過ごしたということ自体に意味があるのでしょう。

悩める人へ

変わってゆくって
そりゃそう生きてるんなら
間違って正して
本当になってくんだよ
立ち止まるのも悪くはない
今君の目の前に
広がる景色が君の世界だ

出典: 走って/作詞:PON 作曲:PON

間違ったっていい。その繰り返しで成長していくんだから。

立ち止まることも必要。そうしないと気付かないことだってあるから。

この部分はバンドから悩める人に向けてのメッセージになっていますね。

「自分たちの音楽で支えられる人がいてほしい」

そんな意志が伝わってくるようです。

遠回りも無駄ではない