最後の部分の歌詞になります。
葛藤していた気持ちの答えはやっぱり相手のことを愛しているから離れないということ。
愛を貫くために相手をより一層愛していく女性の姿が表現されています。
掴めない愛情ほど深みにはまっていってしまうものなのですね。
「蝶」
「蝶」は、2011年11月リリースの13枚目のシングル。
オリコン週間チャートでは3位を獲得しています。
女性が愛にはまっていく姿が描かれた歌詞はとても妖艶です。
また、PVでは予想外の禁断の愛が描かれているのでこちらも注目してみて下さい。
「愛の罠にかかった私は蝶」
愛の罠にかかった私は蝶
ムスクの香りが強くてイヤな感じ
絡みつく優しさが蜘蛛の糸みたい
愛じゃないけど なぜかあなたに
一度抱かれてみたかった
出典: 蝶/作詞:林保徳 作曲:林保徳
「蝶」の歌詞には、「愛の罠にかかった私は蝶」という言葉がくり返し登場します。
蜘蛛の糸に囚われてしまった蝶のように、相手に引き寄せられていく感覚。
それは好奇心からなのか、はたまた恋なのか。
わからないなら近付いてみたら答えが出るのかもしれないと相手を愛していく女性の姿が描かれています。
「どちらにせよ待つのは地獄」
他の女の子の抜け殻 見ないフリ
会えなくたって 遊びだって よかった
愛じゃないけど なぜかあなたに
私 捨てられ辛かった
出典: 蝶/作詞:林保徳 作曲:林保徳
いけないって わかっていながら 糸を綱渡り
ここで落ちたって 渡りきったって
どちらにせよ待つのは地獄でしょう
出典: 蝶/作詞:林保徳 作曲:林保徳
相手を愛して信じてみようと思ったけれど、どうやら他の女性の影があるようです。
自分だってまだ本気の愛じゃないとプライドを持ちながらも、割り切れない女性。
これは、嫉妬?独占欲?
このことがきっかけで相手を好きになってしまっていることに気付きます。
気付いた時には、深みにはまっていっていました。
幸せになんてなれない愛。
けれど傍にいられるだけで十分だった。
「どちらにせよ待つのは地獄でしょう」という歌詞が、その全てを表現しています。
想像するだけで、こちらもとても辛い気持ちになりますよね・・・。
「一人よりはマシ・・・」
これでいいの 一人よりはマシ・・・
あなた追掛けて どこまでも 堕ちていく
あなたの香りを追って・・・
出典: 蝶/作詞:林保徳 作曲:林保徳
孤独を恐れている女性。
どんなに傷付いても「一人よりはマシ・・・」と一時のぬくもりに依存している様子がうかがえます。
最初は嫌いだったムスクの香りも、今はもう道しるべのように追って行ってしまうのです。
そしてさらなる深い闇と愛情に溺れていくのでしょう。
病み系女子の依存愛を描いた「蝶」の歌詞をご紹介しました。
「ジグソー」
「ジグソー」は、2008年11月リリースの6枚目のシングル。
オリコン週間チャートで3位を獲得しています。
吸血鬼をモチーフにしたPVは「妖艶」という言葉そのもの。
PVには、YUKI・SHUSE・敦志を起用しています。
タイトルの「ジグソー」は、ホラー映画「SAW」に登場する「ジグソウ」という殺人鬼がモデルになっているそうです。
英語の歌詞部分があるのはそのせいですね。そんな英語の歌詞に注目しながらご紹介していきます。
「命」の大切さとは何かを考えさせられる歌詞に注目です。
こちらも歌詞の後にPV動画をのせておきますので、歌詞と合わせてチェックしてみて下さい!