人間は欲深く 何も犠牲にせずに
与えもしないくせに 必要以上に欲しがる
出典: ジグソー/作詞:林保徳 作曲:林保徳
恵まれた人生なのに 自ら生きる事を破棄し
安い血で同情を買い なぜ死を躊躇う?
出典: ジグソー/作詞:林保徳 作曲:林保徳
この曲のモデルとなった「ジグソウ」は、病を患い余命わずかの男性です。
”まだ生きていたい”という気持ちが他人の「生」への強い嫉妬心となり殺戮を繰り返します。
健康な体でありながらも自殺という道を選ぶ人間。
育てられない子供を生み捨てる若い母親。
「命」の重さなんてわからなくなってしまっている人間に、窮地に追い込むことで教えようとするジグソウ。
ホラー映画なので殺戮という恐怖がついて周りますが、その内容はどこか切ないものがあります。
ここは、そんなジグソウの真っ直ぐな気持ちを歌った歌詞です。
「真実」を教えて下さい
If you're alive now.
tell me your voice,your truth.
If you are not lying・・・
出典: ジグソー/作詞:林保徳 作曲:林保徳
ジグソウは殺戮を繰り返しながら「生」や「命」の答えを探していました。
この英語部分は、ジグソウが追いやった人間に対する問いかけの部分です。
どこか純粋さを感じる言葉。
ただただ真っ直ぐに向き合おうとする気持ちが伝わってきますね。
しかし、その方法が極端過ぎることが辛いところです・・・。
あくまでこれはゲームなんだ
I want to play my game.
じゃあ差し出しなさい
”正義”の名において魂?地位?名誉?
I want to play my game.
愛を犠牲にして 正義を貫けるか?
答え迷うのが か弱い人間なのです
出典: ジグソー/作詞:林保徳 作曲:林保徳
子供は様々な遊びを通して学習していきますよね。
ジグソウにとって殺戮も同じような感覚だったのかもしれません。
それは無邪気に遊ぶ子供のように殺戮を通して「生」や「命」を学ぼうとしていたのでしょう。
それが「I want to play my game.」という歌詞にみることが出来ます。
《和訳》
私は、私のゲームをおこなう。
=殺人ゲーム
本当の愛を知るために人を殺し、本当の正義を知るためにまた人を殺す。
しかしすぐに答えは見つからない。
簡単に答えが見つからないからこそ、人間は様々な感情があり複雑で、とてもか弱い生き物なのです。
そして最後に彼は知るのです。
それが以下の最後の歌詞です。
正義に背いて 愛を守れるか?
できない私も か弱い人間なのです
出典: ジグソー/作詞:林保徳 作曲:林保徳
終わりに
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