Mrs. GREEN APPLE
最新アルバム♪
2018年4月に発売されたアルバムのジャケ写がコレ。
2017年にフジテレビで放送されていた「僕たちがやりました」のタイアップ曲、【WanteD!WanteD!】が収録されている最新アルバムです。
このMrs. GREEN APPLEというバンドについては、もうここまでの人気を見る限り、メンバー紹介などは不要かと。。
なのでいきなり、ちょとだけ最新アルバムのご紹介からさせていただきます。
女子一人含む5人組の「ロックバンド」という事なのですが、この【EMSEMBLE】を聴くとロック・ポップス・EDM(風?)・JAZZと色んな要素が楽しめる、まるで宝箱や~!!
。。と、いう感じ(??)です。
何が言いたいかというと、どんなジャンルがお好みでも、この一枚の中に必ず自分に「ハマる」一曲が見つかるという事。
一枚で非常にオイシイアルバムなのです。
メローディーラインを聴けば、あのアーティストだとすぐに分かるバンドという訳ではないらしいですね。
これはメンバーのポリシーなのか、それともバンドとして「変化」していっているという事なのか。
筆者はその真意を訪ねてみたいと、深く思ってしまいました。
このMrs. GREEN APPLEの楽曲の作詞・作曲は、そのほとんどがヴォーカルである大森元貴によるもの。
おそらく、その時その時にファンや世間が「求めているもの」とか「求められているもの」に敏感な人物である事には違いないでしょう。

【VIP】
さて、やっと本題です。
本記事ではMrs. GREEN APPLEの【VIP】という曲の歌詞にスポットを当てていきたいと思います。
この楽曲も、もちろん大森元貴が手掛けたものです。
メロディーラインについては、前述したとおりその曲によってジャンルが全然違うものという印象ですが、詞の部分については大森元貴の世界は揺るがない様です。
とても哲学的な表現、曲調はロックでとてもキャッチーな仕上がりです。
それでは大森元貴が描く世界を覗いてみましょう。
反吐が出ちゃう。。
買い被りってなんだっけ
君を高く評価しすぎたようだ
内容が薄すぎて反吐が出ちゃう
踊れ 踊れ 醜く笑え
出典: VIP/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
この楽曲の題名は【VIP】。
冒頭の部分には「反吐が出ちゃう」というなかなかショッキングな歌詞が。
この歌のモデルになった【VIP】がいるのでしょうか?
このMrs. GREEN APPLEの楽曲の歌詞は、ほとんど大森元貴の書いたものですが、ほんのちょっとの毒が含まれているものが多いのが特徴です。
でも、そのちょっとの毒が嫌じゃないんですよね。
爽快というか、なんか聴く側のこちらの気持ちを歌ってくれちゃってる気持ち良さがあるんです。
この【VIP】という楽曲も歌詞を読み解きながら聴いていくと、思い浮かぶんです。
反吐が出ちゃうアイツが!!
もしかして気づいて無いとでもいうの?
あなた達が壊したのに
昨今のあなたは鼻につくわ
なんででしょう なんででしょう
出典: VIP/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
この部分のフレーズ。
この短いフレーズにも筆者は自分に置き換えて、憎いアイツの顔が浮かびました。
ほとんどの人が、罪にならないなら殺してやりたい!
って思うぐらいの憎い相手っていると思うんですよね。
まさにこのフレーズ、なんででしょう?!
虫唾が走るわ。。
たまに虫唾が走るわ
愚かなものでしょう アホ面
吹きこまれた意気込まれた
生命の色がとても憎いの
出典: VIP/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
この部分のフレーズは、とんでもなく恨み節全開!
「アホ面」という単語まで出とる!
最後の一行、「命の色が~」はイコール、オマエの性格の悪さが嫌いなんだよ!という事ですね。
ストレートじゃない分、余計に伝わります、ハイ……。
サビ部分もディスる!
ゆらゆら 運ばれて
無神経に育ったお前らが嫌い
ふかふか気持ちいいな
そりゃそうだろ 苦労は周りが背負ってんだ
出典: VIP/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
それにしても、この歌のモデルになった方が存在するとしたら、ずいぶんと恨まれてますな。
推測するに、社会的地位のある方?
かな?
【VIP】という題名だから多分そうですよね、ハイ……。
この方、相当お坊ちゃん育ちとお見受けします。
周りに尻ぬぐいしてもらってるんでしょうね。
この後、2番の頭なんですが、記事の関係上割愛させていただきます。
1番頭と同じフレーズが繰り返されます。