マキシマムザホルモン「鬱くしき人々のうた」
「鬱くしき人々のうた」は「グレイテスト・ザ・ヒッツ2011〜2011」とアルバム「予襲復讐」に収録されています。
「グレイテスト・ザ・ヒッツ2011~2011」は2011年に発売されたA面シングルCD。全曲新曲で構成された”ベスト盤”CDとして発売され、現在は廃盤となっています。
マキシマムザホルモンについて
ボーカル(クリーンボイス、シャウト)&ギター:マキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)
ボーカル(デスボイス、シャウト):ダイスケはん(キャーキャーうるさい方)
ベース:上ちゃん(4弦)
ドラムス:ナヲ(ドラムと女声と姉)
出典: http://www.55mth.com/pc/
芸能人にもファンが多いことで有名です。中でも俳優の生田斗真さんは筋金入りのファンであることが、ファンの間でも有名です。
週刊誌に生田斗真さんとナヲさんが2人でいるところを撮影された際、公式に謝罪文も出ましたが、ファンの間ではむしろネタとして受け入れられています。
またシングルCDやアルバムなどの販売価格が語呂合わせなのも有名。2564円で「ぶっ殺し」価格、1129円で「いい肉」価格といった感じです。このユニークさもファンの心を摑んで離さない魅力ですね!
バンド名の由来
インパクト大なバンド名の由来ですが、バンドメンバーが肉好きだったことから「ホルモン」を入れ、かっこよかったから「MAXIMUM」を付け足すという、何ともわんぱくな由来です。
バンド結成当初は「Maximum The Hormone」とよりかっこいい英語表記でしたが、現在のメンバー編成になってからはカタカナ表記となっています。
凄まじい歌詞と演奏が魅力!
マキシマムザホルモンの楽曲はハードコアやメタルコアとジャンル分けされることが多いのですが、唯一無二と言えるのが亮君が生み出す凄まじい歌詞と曲そのものなのではないでしょうか。
初めて聴く人には「何を言ってるのか分からない」と評されることも正直多い亮君の歌詞ですが、CDについている歌詞&解説カードをもとに読み解くと非常に深い世界観が広がっています。
またダイスケはんの一度聴いたら忘れられないデスヴォイスとシャウト、上ちゃんのベーステクニック、ナヲの力強すぎるドラムがあってこそ、マキシマムザホルモンです!
独特なライブにやられる人多数?!
ファンを魅了してやまない独特なライブにも注目です。
ホルモン独自企画である「地獄絵図」は、条件付きのフリーライブなのですが、その条件がなかなか酷でユニークなのです。
- 体重70キロ以上の男性限定
- 体重55キロ以下の男性限定
- 入場時生にんにく丸かじり
- 入場時牛乳一気飲み
- ライブ中長袖ダウンジャケット着用
真のファンでなければ、できそうでなかなかできない条件ばかりが取り揃えられた「地獄絵図」。ファンの間でも人気の高いイベントです。
「鬱くしき人々のうた」の歌詞を見ていこう
「鬱くしき人々のうた」は、ファンの間でも人気の作品です。マキシマムザホルモン至上最高に泣ける曲といっても過言ではないのではないでしょうか。
全ての○○な人へ捧げた・・・○○な人とは
結論から言うと、全ての鬱病な(憂うつな)人々です。ただし全ての憂うつな人に捧げた曲とはいえ、単なる応援ソングではありません。
マキシマムザホルモンのCDには必ず、作詞作曲を担当する亮君の曲解説がつきます。
「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」の「鬱くしき人々のうた」の解説で、亮君は「薄っぺらい応援ソングを歌ったつもりも毛頭ない」と記しています。
この曲はうつ病を応援しているのではなく、うつ病そのものを歌った作品なのです。