月夜に浮かぶ街のシルエット 真っ黒な壁のようにそびえ
呑み込まれないうちにそっと人知れず 抜け出してみせる

出典: ギフト/作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁

今まで自分がいた場所なのか、ある街からこっそり抜け出そうとしています。

これは、「夢に挑戦できずにいる者」が集う街なのではないでしょうか。

そこにいれば挑戦する気も失い、ただただぼんやりと暮らすだけなのでしょう。

ふたたび自分がそうなってしまう(呑みこまれてしまう)前に、その場から抜け出すのです。

ギフトを胸に抱いて

威風堂々ぎゅっと胸にギフトを抱いたままで
箱の中身が飛び出す時を 今や遅しと待っている
明日に架かる橋はもろくも崩れそう
今行かなくちゃ 駆け抜けなくちゃ 心さえ軽やかに行けたら

出典: ギフト/作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁

「僕」は今、夢のスタートラインにいます。

神様がくれた「ギフト」を持って、これから飛ぶための助走をつけるのでしょう。

「箱の中身が飛び出す」とは、才能が開花するということかもしれません。

それとも、努力が報われることでしょうか。

どちらにしろ飛び出せば、自分だって成功できるはず。

まだ少しばかりの不安や恐怖心はあるでしょう。

それでも、「僕」は夢を叶えに向かいます。

結局「ギフト」とは何なのか

歌詞の最初で、「ギフト」とは「生まれ持った才能」という説明がありました。

しかし歌詞の最後まで登場する「ギフト」を、すべて「才能」と考えるのは無理があるかもしれません。

たとえば曲の中盤で、「僕」が自信を失くしている時に「ギフト」が降ってきます。

この「ギフト」を、「生まれ持った才能」と考えるのは少し不自然。

「才能」よりは、「チャンス」と考えた方が良いと思われます。

「チャンス」もある意味、「神様がくれたもの」ですね。

「ギフト」とはすなわち、「天からの贈り物」なのでしょう。

そっと背中を押してくれる応援ソング!

ポルノグラフィティ【ギフト】歌詞の意味を考察!小さな箱に入っているのは何?大切に抱えて駆け抜けよう!の画像

ポルノグラフィティの「ギフト」の歌詞を解説しました。

仕事でも趣味でもなんでも、天才と呼ばれて称賛されている人を見て辛くなる人はいるでしょう。

「どうせ自分には才能なんかない」と、諦めてしまう人もいるかもしれません。

しかし実は案外やってみたらできちゃった、ということはよくあることなのです。

「やってみないと分からないじゃないか」ということを、「ギフト」は巧みに歌い上げています。

この曲を聴いて勇気が出た方、是非夢を目指してみてはいかがでしょうか!?

「ヒトリノ夜」は2000年にリリースされたポルノグラフィティの2枚目のシングルです。アップテンポでかっこいいロック調の楽曲になっていて、アニメ「GTO」のオープニングテーマにも起用されました。今回はこの楽曲の歌詞に迫ります。

「ヒトリノ夜」アニメ『GTO』のOP曲で、ポルノグラフィティの代表曲です!

かなり有名な曲なので、聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

よくある恋愛ソングや陳腐な現実を皮肉りながら、前に進めない弱い男を描いた歌詞は切れ味抜群。

孤独を感じる人に是非オススメな神曲です!

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