ここで大サビですが、今までとはガラッと意味合いが変わってくる気がしませんか?
君に対する想いを忘れたくはない、それでもさくらが散るように時も過ぎていく。
さくらは舞ってしまうけど、私は全てを忘れるわけではなく君がくれた言葉は胸に残り続ける。
そんな心情が感じられました。
さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 揺れる 想いのたけを 抱きしめた
遠き 春に 夢見し あの日々は 空に消えていくよ
出典: SAKURA/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
歌詞が「抱き寄せた」から「抱きしめた」に変わっていることで感情が溢れ出しているような表現に変わってきますよね。
ここでの「揺れる 想いのたけ」の意味は、忘れたくないけど忘れなければいけない君への想い、と解釈できるような気がします。
君と一緒に春を過ごした日々が薄れていくことへの切ない感情が伝わってきます。
さくら ひらひら 舞い降りて落ちて 春のその向こうへと歩き出す
君と 春に 誓いし この夢を 強く 胸に抱いて さくら舞い散る
出典: SAKURA/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
最後のサビですが、サビ頭の歌詞は変わらずに全て共通していることの意味を考えてみると、「感情や想いは薄れていったり忘れていったりするものだけど、さくらは毎年同じように花を咲かせ、舞っていく」という意味として捉えることができるのではないでしょうか。
そして今年も同じようにさくらは舞い散る、でも「君と春に誓った夢」は今も変わらず胸に抱きながら生きていくんだ。
そう前向きに生きていこうとする女性の成長が感じられる歌詞でした。
「SAKURA」の歌詞に登場する橋や電車について
いきものがかりの曲にはメンバーの3人とゆかりのある地が登場することがあります。
今回の「SAKURA」の歌詞で言えば「大橋」=「相模大橋」のことで「小田急線」は相模川を横断している路線になります。
3人の出身地は小田急線が走る海老名・厚木エリアになりますのでこれらの歌詞が入っていると考えられますね。
いきものがかりだけではなく、作詞をしているアーティストは歌詞に注目してみると意外とそのような発見ができるかもしれません。
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