HoneyWorks【ヒロイン育成計画 feat. 涼海ひより(CV：水瀬いのり)】歌詞の意味解説！

そんなひよりもついにある日、素敵な王子様と運命の出会いを果たします。

優しくて穏やかなその人に、思わず胸がときめいてしまうひより。

しかし彼との出会いは、本当に一瞬のことでした。

おかげでひよりは彼の名前を知る事もできず、その場では別れてしまうこととなります。

もう一度彼に会いたい。彼のことが忘れられず、ただただそれを願うひより。

その強い祈りが、もしかしたら神様に届いたのかもしれませんね。

後日ひよりは、あの時の王子様とまさに運命的な再開を果たします。

再び会えた事の嬉しさで、ひよりは彼に恋をしている自分に気付いたのではないでしょうか。

もし自分が、物語のヒロインだったら。

再会した運命の王子様との恋の行く末は、ベタかもしれないけれどきっと幸せな結末のはず。

けれど、自分はヒロインみたいに可愛い女の子なんかじゃない。

そんなことも、ひよりはもちろんわかっています。

でも、どこにでもいるような女の子である自分でも、もしかしたらヒロインになれるかもしれない。

運命の王子様との恋は、そんな勇気をひよりに与えてくれたのです。

悲しい失恋なんかじゃない、私が欲しいのは両想いのハッピーエンドだけ。

そのハッピーエンドに向けて自分ができるのは、まずは彼の名前を知ることから。

少女漫画のヒロインみたいに勇気を出して、ひよりは大きな一歩を踏み出しました。

そんな中、なんと「LIP×LIP」の2人にひよりの片想いがばれてしまいました。

ひよりの恋を知った2人が放ったのは、「お前、きっと振られるぜ」なんていうとても冷たい一言。

けれどその言葉はひよりの仕事の頑張りを見ていた2人の、愛情の裏返しからの言葉でした。

どうしたら両想いになれるのか悩むひより。

そんな彼女の恋を成功させる為、ひより大改造計画が「LIP×LIP」の2人によって始動するのです。

トップアイドル2人のコーディネートやアドバイスで、見違えるほど垢抜けた女の子になったひより。

彼らによるひより大改造計画は、どうやら大成功を収めたようですね。

物語のヒロインみたいに可愛くなったひよりは、ついに運命の王子様とのデートに向かう事となりました。

2人に背中を押してもらったことで、自分に自信を付けることができたひより。

運命の彼と両想いになる為には、うじうじと悩んでいるだけじゃだめだよね、という事に気付けました。

誰かを好きになった時、思いの強さや好きという気持ちの大きさだけでは、恋を叶える事はできません。

勇気を持ってイメチェンしたり、好きな人に会いに行く機会を作ったり。

相手が好きだという思いを原動力に、いかに自分から行動を起こすか。

それこそが両想いになる為に一番大事なことだと、ひよりは知ったのです。

大切なことを教えてくれた2人にお礼を言おうとするひより。

…ですが2人はいつも通り、そんなひよりの話なんて聞いてはいないようですね。