奥華子「二人記念日」とは?

【二人記念日/奥華子】大切な人に伝えたい歌詞を解説♪結婚式にもオススメ!『good-bye』収録曲の画像

「二人記念日」は2012年2月22日に発売された奥華子の6作目のアルバム『good-bye』に収録された楽曲です。

また、シングルカットはされていないものの、ベストアルバム奥華子BEST ~My Letters~』にも収録された本作。

奥華子の代表曲の一曲とも言えるでしょう。

では、そんな「二人記念日」はどんな歌詞楽曲なのでしょうか。

まずは初出となったアルバムから簡単に紹介し、歌詞の解釈に入っていきたいと思います。

収録アルバム『good-bye』をCHECK!

【二人記念日/奥華子】大切な人に伝えたい歌詞を解説♪結婚式にもオススメ!『good-bye』収録曲の画像

1.ロスタイム
2.年上の彼
3.二人記念日
4.シンデレラ
5.サヨナラは言わないまま
6.春色の空
7.君の笑顔(album ver.)
8.TAKOYAKI
9.君にありがとう
10.愛してた
11.卒業の時 (弾き語りver.)
12.GOOD BYE!
13.悲しみだけで生きないで
14.足跡

出典: good-bye/奥華子

収録アルバム『good-bye』の収録曲は以上の通りです。

先行シングルとなった「シンデレラ」は別れを告げたのは別れたくないという言葉が聞きたいだけだった...と後悔が滲む失恋を歌う一曲。

キラキラとしたサウンドながらも歌詞には様々な心に寄り添う恋愛ソングを生み出してきた奥華子だからこそ書けた切なすぎる心情が描かれています。

そして、豊崎愛生に提供した「君にありがとう」や、アイドリング!!!に提供した「春色の空」のセルフカバーも収録。

奥華子の新たな一面が見られるアルバム、『good-bye』には様々な想いが溢れています。

そんなアルバムのタイトルは直訳すると "さようなら"になりますが、前向きな意味が込められているそうです。

今の自分を捨てることで新たな自分へと、その可能性を見つめているということなのでしょう。

また、アルバムの13曲目には東日本大震災の被災者である女性とのやり取りから生まれたという「悲しみだけで生きないで」が収録。

どんなに辛いことがあっても、さよならを告げて次に進まなければならないこともあるという意味もアルバムの題名には込められているのかもしれませんね。

では、次は、そんな『good-bye』に収録された「二人記念日」の歌詞を解釈していきましょう。

奥華子「二人記念日」の歌詞を解釈!

ここからは奥華子の「二人記念日」の歌詞の意味を考えていきます。

収録されたアルバムのタイトルは『good-bye』ですが、切ない別れではなく、書いた通り前向きな意味で名付けられています。

そのため、本作は大切な人と出会えた幸せとこれからも共に歩んでいきたいという願いが描かれた歌詞

そんな「二人記念日」は結婚式にもおすすめの一曲ですよ。

結婚式で使う曲で悩んでいるという方も、大切な人へ歌に想いを乗せて伝えたいという方も、歌詞解釈を最後まで読んでいただければと思います。

この曲だ!と思うこと間違いなしですよ。

大切な人への想いをストレートに歌った歌い出しの歌詞

君を好きで良かった 君と出会えて良かった
今 心からそう思えるよ
君と歩いてゆきたい 君なしでは歩けない
ずっと隣りで 笑っててほしい

出典: 二人記念日/作詞:奥華子 作曲:奥華子

大切な人と出会えたこと、好きになれたことの喜びと感謝が歌われるサビの歌詞。

そして、そんな日々を大切な人と共にずっと歩んでいきたいという願いが続きます。

歌い出しからグッと心を掴まれる歌詞ですが、この歌詞を読んで、皆さんは誰の顔が浮かびましたか?

今浮かんでいるその人のことを想いながらここからの歌詞解釈を読んでいただけたら幸いです。

時が経ってもお互いに素直になれる、変わらない二人でいたい

ありがとう 話を聞いてくれて ありがとう
笑わず聞いてくれて
不思議といつも 君の前だと
素直になれる自分がいる

やりがいのある事ばかりじゃないけど
守りたい人がいる それが君なんだよ
カレンダーめくっても 相も変わらずに
本気で怒ったり ケンカもしようね

出典: 二人記念日/作詞:奥華子 作曲:奥華子

大切な人が相手でも想いを真面目に伝えるのはなかなか難しかったりしますよね。

それは、伝える側にとってもそうですが、伝えられる側も、照れ臭くなってつい笑ってしまったりとか。

しかし、ここでは真剣に話を聞いてくれる大切な人への感謝をしつつ、不思議と素直に想いが伝えられている自分を振り返っていますね。

そのことから、こんな風にお互い素直になれる関係性をずっと続けていきたいという想いがこみ上げて来るのでした。

もちろん、これから先、うまくいかない日もくるかもしれない。

そんな時には素直な気持ちをぶつけ合って、仲直りして、進んでいこう。

仕事だってやりがいのある楽しいことばかりじゃなくても、大切な「君」を守るためなら頑張れるから。

末長く一緒に生きていきたいという想いが眩しい歌詞ですね。

どんな日も共にいたい、そう思えるから、今手と手を取り合ったのは、奇跡であると同時に必然でもあるのです。

この部分の歌詞からも、この曲が結婚式で多く使われている理由がわかりますよね。

お互いの足りない部分はフォローし合って、二人にない部分は一緒に探していこう

二人の記念日に 贈った花束 らしくないねと
君は照れながら
花瓶に飾ってる そんな横顔を
ずっと隣りで見ていたいんだ

僕には無いものを 君がくれるから
君には無いものを 僕があげよう
二人に無いものは これから一緒に
毎日少しずつ 探していこうね

出典: 二人記念日/作詞:奥華子 作曲:奥華子