雄大な自然から零れ落ち、散らばった沢山の願い。

人間は固まって一つのところに住んでいるわけではなくてそれぞれ帰る家があり、個々に独立しています。

人間は元々バラバラな存在ですが、その中から偶然に巡り合えた喜びを表現しているように感じます。

果てしない 愛しさは この
心に 確かに生まれる
輝きの一つとして僕らは
星たちの下で 歴史を刻む

出典: Star Time/作詞:久保田洋司 作曲:STEVEN LEE・JOEY CARBONE

様々な散らばった人生、偶然の中から出会った二人。心に愛しさが生まれ始めた

そのことが嬉しくてたまらないという気持ちが伝わってきます。

まさに自然をテーマにした雄大なラブソングですね。

自然をテーマにした歌詞から恋人をテーマにした歌詞に変わる

テーマは自然

光るもの 見つける
そう 君の瞳にも
その髪にもほら
いつも眩しそうな目で
微笑んでくれるね

出典: Star Time/作詞:久保田洋司 作曲:STEVEN LEE・JOEY CARBONE

眩しそうなのは君イコール恋人の瞳です。

瞳だけではなく髪も光っている恋人の姿がくっきり浮かんでくるようです。

きっと美しい恋人なんでしょうね。

光り輝く恋人が目の前にいる情景が浮かんでくるようです。

究極の愛

君の名前 そっと呼ぼう
遥か彼方 記憶のように

出典: Star Time/作詞:久保田洋司 作曲:STEVEN LEE・JOEY CARBONE

主人公が恋人のことがとても好きだ、愛していることが伝わってきます。

「遥か彼方 記憶のように」とは、この良好な関係が、いつまでも続きますように、という気持ちを表しているのではないかと感じます。

とめどなく あふれ出す この
思いは 虹を超えてゆく
約束の場所はそこにあると
僕たちにいつも教えている

出典: Star Time/作詞:久保田洋司 作曲:STEVEN LEE・JOEY CARBONE

恋人が好きだという思いを虹になぞらえて表現しています

虹はめったに見ることができないものです。

その虹を超えてゆくということは、まさに目標が世界の果てにあるような究極の愛を表現しています。

それを「僕達にいつも教えている」ということは、まだ想いが十分でない、夢の途中にある状態であることを表しています。

歌詞が「想い」ではなく「思い」であることからもまだ途中の状態であることだとも考えてみたりして。

ゴールは世界の果てにあるのだという長い長い道のりの果てしない恋愛のようです。

いつの日か たどり着けるその時を
夢に描き続けてる
新しい世界は
その眼差しの
先にある さぁ行こう Oh yeah!

出典: Star Time/作詞:久保田洋司 作曲:STEVEN LEE・JOEY CARBONE

究極の愛の世界は虹の向こうのそのまた向こう、世界の果てにあり、そこにいつの日かたどり着くことを夢見て一歩一歩前進している様子がうかがえます。

遠い遠い道のりでも少しずつ前に向かって歩こうとしている様子がうかがえます。

たとえ今は絶望的に思えても、信じて進もうとする姿勢。

超人的な力でそれをも超えて行こうというパワフルさが感じられます。

果てしない 愛しさは この
心に 確かに生まれる
輝きの一つとして僕らは
星たちの下で 歴史を刻む

出典:

二回目の登場の歌詞ですが、ここに持ってくることで少し意味が変わります。

究極の愛までの遠い遠い道のり、果てしない愛しさ。

これはもしかして、現在進行形でお付き合いしている恋人ではなくて「まだ見ぬ恋人」のことなのかもしれません。

または、お付き合いしている恋人だけれども、まだまだお互いに未熟な関係であるとも解釈できます。

この行く末が希望に満ちたものだと信じて

星たちの下で歴史を刻む
星たちの下で歴史を刻む

出典: Star Time/作詞:久保田洋司 作曲:STEVEN LEE・JOEY CARBONE

二回目の登場の歌詞です。

目的地は虹を超えた遠い遠いところ、世界の果てにあると、誰かから言われているのかもしれません。

もしくは自分たちで納得しているか。

どっちにしろ、恋愛成就の目標までの道のりはまだまだ遠いようです。

でも、どんなにゴールが遠かったとしても、あきらめずに信じる心を貫く姿勢が描かれているように感じます。

歌詞全体を総括してみて