空っぽの空が僕はきらいだ(坂口有望)は注目の女子高生シンガーの曲！？プロフィールと歌詞の意味を公開！

写真というのは遠い日の自分の記憶を置いて来た朝なのでしょう。

最初は“君”への問いかけだったのに、ここでは自分への問いかけになっています。

つまり、挫折したり落ち込んだりしているのは、“僕”も同じことなのかもしれません。

ですが“僕”は“君”と違って、「君から学ぶ」ということを知っているのです。

だからこそ、本当の事を学ぶなら、自分で見つけるより目の前にいる君から学ぶぐらいでちょうどいいと思うのでしょう。

自然と紡ぐ言葉にはどのような感情が込められているのでしょうか。

「夢が叶わない」と落ち込んで泣いているときに、誰かがかけてくれた言葉は何だったのでしょうか。

きっとそれが優しさに満ち溢れた言葉であり、自然と生まれ出た言葉なら、胸を打つことでしょう。

せき止めていた思いがあふれだした時、涙となって頬を伝うのかもしれません。

そしてその時の気持ちを、自分を忘れたくないのではないでしょうか。

空っぽの空とは何でしょうか。

そもそも空にはどのような思いをはせるでしょうか。

希望に満ち溢れた、明日へつながる空なら、きっと雲一つない美しい青空でしょう。

ですがここでは夢が叶わなかったことを言っていますから、グレーの雨や雪が降りだしそうな、泣き出しそうな空なのかもしれません。

夢が必ず叶うということは、誰にも言われなかったはずです、自然と思い込んでいたのかもしれません。

そんな悲しみからくる挫折なのかもしれません。

何だか歌詞だけ見ると、本当に絶望や苦しみ、悩み、挫折と言った、ネガティブな部分ばかり見えてしまいます。

ですが「空っぽの空が僕はきらいだ」は決して絶望に終わらない現実へつなげているのではと考えることもできます。

それは小さな幸せを見つける喜びだったり、終わりが来るということをはっきりと誰かに聞いたわけでもないといことだったり。

もしかして私たちは夢が叶うことはないということや、終わりがあるということを、自分の中で決めつけていないでしょうか。い

それは経験だったり、見聞きした話から想像してしまったことではないでしょうか。

しかし人間は夢を見ることができる動物です。

喜怒哀楽を持ち、多様化する将来に思いをはせることができる生き物です。

はっきりとした言葉で思いを伝え合い、夢を語り合うことができるのです。

だからこそ、小さな幸せに気が付くことができたときに胸が騒ぐのでしょう。

夢見た日を、挫折した日を忘れても、また立ち上がることができるのではないでしょうか。

最後の「ごめんね」が何に向けてかけられた言葉なのかは想像することしかできません。

目の前で挫折しそうな“君”への謝罪なのか、君に何もできない“僕”への謝罪なのか、あなたなりに考えてみてはいかがでしょうか。

現役女子高生が作ったということを考えると、「空っぽの空が僕はきらいだ」は非常に深い意味を持った歌と言えるかもしれませんね。

MVも公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。