しかし、サビで拒絶していた「僕」に変化が訪れます。

サビの歌詞もチェック!!「僕」に訪れた変化とは

なぜ君は突然現れたのだろう?
僕の心に溶け込むようにここに存在するんだ?
拒絶してた他人の色まで受け入れてる
見たこともない 感じたこともない
君と僕とが混ざり合うもの

出典: 混ざり合うもの/作詞:秋元康 作曲:外山大輔・谷村庸平

ここではシンプルにサビのメッセージがそのままこの曲のテーマになっています。

混ざり合うものとは世界や友達を拒絶していた「僕」とそこに突然現れた「君」のことを指していたのですね。

そして、今まで世界を拒絶していた「僕」「君」との出会いにより、見たこともない新しい世界を体験しているのです。

「混ざり合うもの」の裏テーマ!?乃木坂46とAKB48は混ざり合えるのか

「混ざり合うもの」で乃木坂とAKBが混ざり合った?!話題のMVをチェック!センターは?歌詞情報あり♪の画像

ここで、もうひとつこの曲のテーマであるのが乃木坂AKB歌詞がもし、「このグループのコラボのことを歌っているとしたら?」と考えてみるとおもしろそうです。しかも、歌詞はグループのプロデューサーである秋元康が書いているので、あながち、間違った解釈でもないかもしれません。 

「混ざり合うもの」の意味深な歌詞?その衝撃の中身とは

まずAメロの「どんなにキレイな色と色も 一緒に混ざってしまえば汚くなる」これは「思春期特有の少年・少女の思い」という解釈もできますが、もしかしたらこのキレイな色というのはAKB48乃木坂46のことを指しているかもしれませんね。

また、AKB48乃木坂46はある意味でライバル関係であり、その点では互いを拒絶しあっていたともいえます。

乃木坂AKBは秋元康の実験だった!?歌詞から深読みしてみた

「混ざり合うもの」で乃木坂とAKBが混ざり合った?!話題のMVをチェック!センターは?歌詞情報あり♪の画像

しかし、サビの「なぜ君は突然現れたのだろう?」というのは秋元康の心の叫びのように聞こえてなりません。つまり、君=乃木坂AKBのことを指しています。ある日、秋元康の心の中で乃木坂AKBをコラボさせたらどうなるんだ?」と疑問がわいたのでしょう。

さらには、このコラボ企画の意図もはっきりしていません。もちろん、話題性やプロモーションという目的はあるでしょうが、そしたらカップリング曲にしないでリード曲でやるべきです。

乃木坂AKBが実験企画である理由!歌詞からわかる秋元康の深層心理

それよりも、「これをやったらどうなるんだろう?」というような疑問や遊び心から生まれた実験企画と言えるのではないでしょうか?

なので、歌詞を書いた秋元康もよくコラボの目的がわからないのです。それが歌詞の「なぜ」に一番現れています。この曲で「なぜ」という言葉はサビ部分に全てに入っており、3もでてくるワードです。

しかも、この歌詞の中で「なぜ?」の答えは書かれていません。やはり、それは乃木坂AKBが実験企画であり、プロデューサー秋元康自身が答えを知らないからだ、と考えることもできるでしょう。

まとめ~AKBと乃木坂が混ざり合って見えた世界~

このシングル以降、正式にこうしたコラボ名義での発表は特にありません(2017年10月現在)。

その点では、実験は失敗におわり、歌詞の通り、「キレイな色とキレイな色」を混ぜるとやはり、汚くなってしまうのかもしれませんね。

つまり、どのグループもそれぞれ魅力があり、そのグループにしかいないメンバーが必要ということです。

しかし、歌詞の通り、混ざり合うことで見えてくる世界もあるはずです。今後はまたコラボ企画でファンを楽しませてくれるか期待しましょう。

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