アルバム『絶体絶命』
RADWIMPSはこれまで多くのヒットソングを生み出してきました。
最近ではCMやアニメ、さらには映画など、様々なところでRADWIMPSが取り入れられていますね。
もはや、筆者はRADWIMPSが「ヒットソング製造機」のようにすら思えています。
わかる方はわかるかもしれませんが、これは野球の「安打製造機」という言葉を元に、筆者が勝手に作った言葉です....。
さて!『絶体絶命』というアルバムですが、こんなジャケットです。
色は、黒と白が主体となっていて、そこに赤く「絶体絶命」と「RADWIMPS」の文字が書かれています。
きっとアルバム名に近づけた色合いを目指したんでしょう。
まさに『絶体絶命』、ぴったりなジャケットです。
RADWIMPSのアルバムと言えば、タイトル。
アルバムは1枚目の『RADWIMPS』から始まりました。
それ以降、『RADWIMPS2~発展途上~』、『RADWIMPS3~無人島に持っていき忘れた一枚~』.........。
という様に続きましたが、どのタイトルにも順番を表す数字が書かれていました。
しかし、5枚目のアルバムからその数字は消えていたんです。
そしてそれまで、なんとなく温かさを感じるタイトルだったものが、ここにきて『絶体絶命』。
いや、もしかするとここまで活動してきたからこそ、「絶体絶命」というものを感じたんでしょうか....。
6枚目となるアルバム
この『絶体絶命』で、6枚目のアルバムとなりました。
筆者はなぜか「まだ6枚目?」なんて思ってしまいます。
きっと、彼らが作ってきた多くの楽曲が、それほどヒットソングとなっているからなんでしょうね。
このアルバムに収録されているのは、全14曲です。
今回紹介する「DUGOUT」を含め、「君と羊と青」や「透明人間18号」など、その他多くの有名ソングが収録されています。
そもそも「DUGOUT」って?
ここから「DUGOUT」の詳細を説明していきます。
そもそも、曲名になっている「DUGOUT」という言葉、どういう意味なのか皆さんわかりますか?
やはり曲の内容を紹介するのなら、曲名の意味を理解しなければいけません。
「DUGOUT」の読み方
まず「DUGOUT」という言葉は、なんと読むのか。
そのまま読めば、「ダグアウト」や「ダッグアウト」となります。
しかしこの読み方は一般的な読み方です。
もしかすると、RADWIMPSは少し違った読み方をするのかもしれません。
なんていったってあのRADWIMPSですから。
「DUGOUT」の意味
「DUGOUT」という言葉は主に、戦争の避難場所として使われる「防空壕」を意味します。
他にも野球の球場内にある「選手控え所」を意味しますが、曲の意味的には「防空壕」の方が合っているかもしれません。
この後紹介しますが、歌詞では「人生の中で迷走する様子」が描かれています。
そのことを考えると、「DUGOUT」は「安心できる場所」、または「守ってくれるもの」を表現しているのかもしれませんね。
「DUGOUT」の歌詞を解説!
生まれた意味
母の腹を裂いてまで出てきたこの娑婆 この世界に
母の痛みに見合うだけの 意味を 意義を 遺せる気もしなくて
お腹のへその緒がとれた時からもう人は皆迷子
喩えて言うならそれはまるで 紐のとれた凧が
空に羽ばたく様
出典: DUGOUT/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎