長渕剛ってどんな人
長渕剛のプロフィール
長渕剛は1956年に鹿児島県で生まれた、シンガーソングライターです。デビューは1977年で「雨の嵐山」という楽曲でした。
しかし、長渕剛と書いて(ながぶちごう)になっていたこともあり、本格的なデビューとしては1978年の「巡恋歌」になっています。
これまで、2,000万枚を超える売り上げを記録している、日本を代表するシンガーです。
代表曲
さて、紹介する「夏祭り」のほかに、長渕剛の曲にはどういったものがあるのでしょうか。
「乾杯」、「とんぼ」、「しあわせになろうよ」など、多数があります。
おそらくフレーズを聴けば、あぁ聴いたことある、と納得するでしょう。それだけシンプルで耳に残りやすいです。
「夏祭り」ってどんな曲
長渕剛の数ある楽曲の中から、「夏祭り」に注目します。さて、「夏祭り」とは一体どんな楽曲でしょうか。
「夏祭り」は1981年に発売されたライブアルバム、「長渕剛LIVE」に収録されています。このアルバム自体が、1980年ごろのライブから抜粋されています。
「夏祭り」もそのころによく演奏されていて、1990年代中盤以降にもライブで演奏を再びするようになったそうです。
また、「いつかの少年」という1994年発売のベストアルバムにも収録されています。
曲の特徴
実はこの曲、ある特徴があることで音楽をしている人には有名です。
その特徴とは、スリーフィンガー奏法です。
「夏祭り」は長渕剛本人がスリーフィンガー奏法の代表的な楽曲だとまで言っています。そこまで言われると気になりますよね。
さて、一体どんな奏法でしょうか。
スリーフィンガー奏法とはいったい?
そもそも、スリーフィンガー奏法とは何でしょうか。これは、ギターなどの弦楽器を弾く方法の一種です。
ここではギターを前提に紹介します。ギターを弾く際、大きく分けて二つの弾き方があります。
それはピックと呼ばれる小さな板状の物を持って弦をはじく方法です。これがいわゆる、ピック奏法になります。
もう一つの方法は、フィンガー奏法です。これは指を使って弦をはじく奏法です。
弾き語りをしている人の手元をよく見ると、気が付くと思います。ぜひ、これからはそこにも注目してみてください。
フィンガー奏法
フィンガー奏法の場合、親指と人差し指の二本を使ったツーフィンガー、それに中指も加えたスリーフィンガー、薬指まで使うのがフォーフィンガーです。
では、フィンガー奏法のメリットはというと、簡単に言えば、同時に離れた弦を弾くことができることでしょう。
指が増えるほど、音色や音の重なりを好みで調節しやすいのが特徴です。
ただし、それだけ指を自在に操る必要もありますので、慣れるまでは時間がかかります。
ちなみに、長渕剛が先輩でもある中島みゆきにスリーフィンガー奏法を伝授したなんて話もあります。
現在では動画サイトでプレイの方法やコツが簡単にみられますが、当時はどうやって弾いているのかと疑問に感じた人も多くいました。
また、そのことがきっかけで音楽の道に進む人、その後の曲調に影響が出た人もいるくらいインパクトのある奏法でした。