マキシマム ザ ホルモン【maximum the hormoneⅡ】歌詞&MV解釈!麺カタコッテリ☆の画像

バンドを一気にメジャーに引き上げたアルバム「ぶっ生き返す」。

このアルバムも含め、世間のマキシマムザ亮君のイメージは、ぽっちゃり体型。

亮君が減量した姿が公になると、その姿を残念に思う声が殺到しました。

健康管理上の都合による減量という発表がされ、減量の理由も明確になります。

そんな声に呆れたバンドがSNSやHPを通じて、幾度となく説明されました。

しかし、本MVで描かれている「太っている頃の方が良かった」。

という声は、後を絶ちません。

「健康管理の為の減量なんてロックじゃねぇ!」。

「全然麺カタこってりじゃねぇ!」。

そんな批判に対するアンサーソング。

そして、タイトルにもある通り、これからの方向性を明確に示した楽曲

それこそが、「maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~」。

そのことを明示する重要な要素として、歌詞が重要な要素になります。

歌詞に注目!

主張が詰め込まれている歌詞

マキシマム ザ ホルモン【maximum the hormoneⅡ】歌詞&MV解釈!麺カタコッテリ☆の画像

目!!

足痛い! 魚卵でストライク
嗚咽 高熱 痺れ
襲われる激痛 breeze
心拍数 グイーン↑
不安顔な形相
胃や腸は超減衰化
海藻OK 大豆OK
無論 内臓系オール☓

用便 血を含む異臭
暴食が原因?
高血圧 脂質異常
尿酸値is dead!!
再検査 月・火・水
糖尿 甲状腺異常
改善化食生活
闘病戦 挑む

ビール(HELL!)
煮干し(HELL!)
ウニ(HELL!)

日本酒(HELL!)
レバー(HELL!)
カツオ(HELL!)

出典: maximum the hormoneⅡ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~/作詞:マキシマムザ亮君 作曲:マキシマムザ亮君

歌詞を見ると、明らかに健康に関する内容が中心になっています。

高血圧に結びつく食品と健康な食品。

内臓系の食品はプリン体を多く含むため危険。

減量にまつわるマキシマム ザ ホルモンの一連の流れ。

健康管理と減量の流れを把握していないと、理解不能の歌詞

これもマキシマム ザ ホルモンにしかできないことではないでしょうか。

バンドマンの体型変化についてここまで周知されていること。

徹底してバンドについて理解させようとするスタンスが窺えます。

歌詞を見ただけでは、当然ロックのロの字も見えてきません。

しかし、圧倒的な楽曲の進行で全てを覆すバンド。

まさに唯一無二のバンドだと思います。

最後まで歌っている内容は、一貫して健康について。

非難の声に対する答え

マキシマム ザ ホルモン【maximum the hormoneⅡ】歌詞&MV解釈!麺カタコッテリ☆の画像

でも ビルディング・マッチョ ブーイング
ジムに バーベル プロテイン NO!!
NG 炭水化物??
黙れ!!「デンジャラスこそグルメ」
ビルディング・マッチョ ブーイング
ジムに バーベル プロテイン NO!!
NG 炭水化物??
黙れ!!「デンジャラスこそグルメ」

ヘルシー男子 もういい!
筋トレ スクワット NO!
たるみボディ ノスタルジック・・
デブれ りょっぴー GO!
ヘルシー男子 もういい!
筋トレ スクワット NO!

出典: maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~/作詞:マキシマムザ亮君 作曲:マキシマムザ亮君

転調したナヲのパートは、減量を撤廃する歌詞です。

パートの中に「りょっぴー」という単語が入っています。

このことから、マキシマムザ亮君に対する内容とはっきりと分かります。

無理です てめえら 御免!
黙れ! くたばれ! 喪黒ドーン!!
二度と通院 勘弁!
あのね・・尿路結石 怖い
(怖い!)

ぽってり派ざまーねー!
ぽっちゃり派 黙れ!
ポン・デ・リング 俺 めっちゃ好き
(好き!)
コッテリ=生き様です コッテリ=生き様です
たっぷり 貴様より生きる
(生きる!!!)

ベェ〜

出典: maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~/作詞:マキシマムザ亮君 作曲:マキシマムザ亮君

マキシマムザ亮君の健康等に言及した歌詞。

そして世間の声に対する答えがここではっきりと告げられます。

通院と尿管結石への恐怖。

このことを字面で見ると笑うしかないです。

要するに太る気はない。

健康を意識して長生きする。

これらが世間のぽっちゃり派に対する答えです。

ハイクオリティのメロディーとコミカルな歌詞。

ずば抜けたセンスを感じます。

とにかくマキシマムザ亮君の健康問題に徹底した楽曲

これは、まだ世間的なイメージとして定着していない容姿。

そして、「元の姿が良い」という声に対する宣言だと考えられます。

「デブに戻る気は無い」。

これだけの主張を伝えるためだけに、仕組んだ用意周到な施策。

予測不能なバンドのエンターテインメント性を再確認しました。

これからの麺カタコッテリの話をしよう

生き様を明確に示した

マキシマム ザ ホルモン【maximum the hormoneⅡ】歌詞&MV解釈!麺カタコッテリ☆の画像

数々の伝説を作ってきたマキシマムザホルモン

新作である「maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~」。

本作は、現在も少なからず存在する世間の批判に対するアンサーソング。

「太っている頃に戻って欲しい」。

「初期の頃の方が好きだった」。

「ネタに走り過ぎ」。

メンバーの体型変化に、多くの声が集まること。

前例のない事態は、バンドが大勢に愛されている何よりの証拠。

初期の頃との比較やバンドとしての目指す方向性。

本作のテーマや音楽性。

情報が盛りだくさん過ぎて処理できない楽曲。

結局、「まぁ、かっこいいからどうでもいいか」。

思考することを放棄して、そんなことを思ってしまいます。

MV最後の二郎系ラーメンを食べるメンバーの様子。

非難に対するアンサーとして打ち出した楽曲。

「これからもマキシマム ザ ホルモンは変わることはない」。

「目の前にある楽曲が全てだ」と心の底から思わされました。

そして、これからも予測不可能な展開で驚かせてくれるに違いありません。

おわりに

マキシマムザホルモンについて

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