そこから主人公に呼び出された彼は、彼女の想いを聞かされることになります。

主人公は引き止める彼を振り切って背を向け、歩き出す…そしてここから冒頭のシーンに繋がっていたのでした。

別れ話は別れ話でも、未だにお互いは想い合ったまま。

だからこそこのストーリーは余計に辛く胸を締め付けるのです。

この話はまだ終わっていない?

そしてMVの一番最後には「to be continued」の文字が。

この話には続きがあるというのです。「良かった~」と思った方も多いのではないでしょうか。

ここで終わってしまったのでは悲しすぎます。

そしてここから彼が動き出しそうな予感がしますね。

話題になっていたMV楽曲のイメージそのまま、主人公の弱さが彼との別れを招いてしまったような内容になっていました。

そうなってくると歌詞にしても一体どんなことが歌われているのか気になって来ます。

ここから少しだけ歌詞も覗いてしまいましょう!

自信のない主人公の彼への想い

いつか終わってしまいそうだから、幸せなのが怖い

泣いたりしてごめんね
今がただ続いて欲しくて
幸せに触れるのが怖いのは
失くす痛み知っているからだね

出典: ふたりぼっち/作詞:ミオヤマザキ 作曲:ミオヤマザキ

幸せなのに主人公が泣いてしまったのは、それがいつか終わってしまうのではないかという想いから。

幸せであればあるほど、それが無くなってしまったときのダメージというのは大きいものですね。

ただキミがいてくれれば
それだけでいいはずなのに
素直になれないのは
キミのことが大事だから


届いてるか分からない度に
もどかしくて
もどかしくて
自分をまた嫌いになる

出典: ふたりぼっち/作詞:ミオヤマザキ 作曲:ミオヤマザキ

この部分はMVのストーリーにも通じるものがあります。

本音では彼のそばに居たいと思っていても、自分がそばに居れば彼にも辛い思いをさせてしまう。

だから彼に「そばに居てほしい」と言えないのです。

言えない理由を彼に分かってほしい気もするけど、その理由を話せば同じように辛い思いをさせてしまいます。

そして2人の関係を、そんなもどかしい状況にしてしまっている自分をどんどん嫌いになっていってしまう主人公…やり切れないですね。

他人に2人の関係を知られるのが怖い

拗ねたりしてごめんね
今がただ続いて欲しくて
もし誰か知って
変わるのが怖い
だから


この世界に
いっそキミと僕
ふたりぼっちだったらいいのになんて
その視線も声も
独り占めにしたいなんて
お願い
キミを好きでいさせてよ

出典: ふたりぼっち/作詞:ミオヤマザキ 作曲:ミオヤマザキ

もし誰かに2人の関係を知られてしまったら、この関係は変わってしまうのではないか。

彼が他人からの見え方を気にするかもしれないし、それを見た他人がどんな反応をするかだって気になるのでしょう。

ましてやこの曲の主人公は自分に自信がないので尚更ですね。

何かのきっかけで彼の気持ちが離れていってしまいそうで怖いのです。

ここでそう描かれているように、MVの中では同級生にその関係を知られてしまったことが結果として2人を引き裂いてしまいましたね。

楽曲終盤に衝撃的な表現が登場…さすがミオヤマザキ

この世界に
キミと僕
ふたりぼっちになんてなれやしないから

幸せなまま
一緒に死んじゃおうよ
お願い
僕を独りにしないで

出典: ふたりぼっち/作詞:ミオヤマザキ 作曲:ミオヤマザキ

この曲で1番衝撃的な言葉が登場するのは楽曲終盤のこの部分ではないでしょうか。

2人の関係を誰にも知られたくない主人公ですが、そんなことは不可能。

2人が付き合っていればいずれは周りにはわかってしまう日が来ます。

そんな日が来るのなら、いっそ「一緒に死んじゃおうよ」と言っているのです。

もはや病的と言っていいほどに想いが強いということが伝わってきます。

この表現はさすがミオヤマザキといったところですね。

一般的なイメージとは真逆に意味が込められたタイトル

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