SIX LOUNGEの「LULU」とは?

「LULU」は、本日2018年4月25日に発売のSIX LOUNGEのミニアルバム「夢うつつ」の収録曲です。

まずは、収録アルバムの「夢うつつ」の発売情報と収録曲をチェックしてから、MV歌詞を解釈し、本作の魅力に迫っていきましょう!

収録アルバム「夢うつつ」を紹介!

夢うつつ(初回限定盤)(DVD付)
SIX LOUNGE
ユニバーサル ミュージック

1くだらない
2STARSHIP
3ZERO
4LULU
5SUMMER PIXY LADY
6ORANGE
7SWEET LITTLE SISTER

出典: 夢うつつ/SIX LOUNGE

「LULU」が収録されるSIX LOUNGEの「夢うつつ」はUNIVERSAL MUSICへ移籍後初の記念すべきミニアルバム

収録曲は以上の通りです。

本作も含めどの曲も期待値大なのですが、やはり注目が集まるのはアルバムのリード曲として3月6日にYouTubeMVが公開された「くだらない」でしょうか。

楽曲としての魅力はもちろん、MVの監督がフカツマサカズさんであることに加え、愛を求めて彷徨う現代人の孤独を歌った歌詞にも注目が集まる一曲ですね。

そんな最強のラインナップが揃った収録曲だけでも十分買う価値があると思いますが、初回限定盤の特典DVDにも注目ですよ。

というのも、DVDにはなんとワンマンライブSIX LOUNGE ONEMAN "LOVE"at Shibuya CLUB QUATTRO」の映像が1時間以上も収録されているんです。

即完売になったこのライブの映像が見られるということも大きな魅力の1つですね。

下の動画はこのDVDに収録される内容のダイジェストなので、よかったら見てみてください。

「LULU」のMVをPLAY!

本日発売ということで、収録ミニアルバムの収録曲と特典情報などをお知らせしましたが、どれだけ力が入ったアルバムかということがわかりましたね。

そんなアルバムの発売に先駆けて2018年4月11日にMVが公開された「LULU」はどんな楽曲なのでしょうか。

MVを見ていただければわかると思いますが、攻撃的なロックチューンで、暗い地下のような場所での演奏シーンがかっこいいですね。

この映像、実はノーカットで撮影されているそうです。

秘密基地のようなスタジオに3人がふらっと集まって、即興で演奏を始めたような臨場感があるのはこのためでしょう。

「LULU」のMVに表れているこの曲ができた経緯とは?!

MVがこのようなシンプルな演奏シーンのみになっているのはおそらく「LULU」という曲ができた経緯にあるのだと思います。

というのも、この楽曲ドラムのナガマツシンタロウさんの叩きたいリズムからジャムセッションをしてできていった一曲なんです。

アルバムの中でも実は最速でできた楽曲であり、初期曲のようなシンプルさで気に入っている一曲だとか。

MVのイメージともぴったりのエピソードですね。

次は歌詞の意味を解釈することで、さらにこの楽曲の魅力に迫っていきます。

SIX LOUNGE「LULU」の歌詞を解釈!

ここからは「LULU」の歌詞を解釈していきます。

歌詞、そして、タイトルに込められた意味とは...?

ぜひ一緒に考えながら読んでいただけたら幸いです。

煤けた窓が意味するものとは?

煤けてる窓の外
ぼんやり光が
透明になっていく
歩幅を合わせて

出典: LULU /作詞:ナガマツシンタロウ 作曲:ヤマグチユウモリ

煤けた窓を通り抜けると、光は窓の汚れというフィルターによって散らされて、ぼんやりと室内に差し込んでくる。

フィルターを通すことで水が透明に澄んでいくように、煤けた窓を通った光が透明に見えるという描写はわかるようで不思議な表現ですよね。

汚れたものを通り抜けることで綺麗に見える世界。

それは、もしかしたら、様々な加工をされた映像や音楽を様々なデバイスを通して見たり聴いたりしている現代のことかもしれません。

私たちが見ている世界はフィルターを通した世界だということですね。

本当の姿を映しているようで、日夜SNSにアップロードされる写真や言葉はいくらでも偽造できるもの。

しかし、そんな世界に住む私たちにとって本当のことがどうでもよくなっているのではという懐疑心はもしかしたら楽しく生きるのに邪魔なもので。

適度にこの世界に歩調を合わせて生きている。

尖りながらもどこかで現代社会に内包されてしまっている姿を描いているのかもしれませんね。

余計なものを全て削ぎ落としたような研ぎ澄まされた歌詞で、解釈の幅が広そうですが、続きの歌詞も見ていきましょう。