心に沁みる名曲

ミセス好きイチオシ

【Mrs. GREEN APPLE/Folktale】歌詞の意味解説!涙が枯れても歩く意味とは?の画像

シングル「僕のこと」とアルバム「Attitude」に収録されている【Folktale】。

バンドマスターの大森元貴さんが自宅で地道に作り上げました。

ミセス好きを公表しているファンの間では、【Folktale】がイチオシの楽曲となっているようです。

「聴いて損なしの名曲」と称している方もいました。

過酷な環境で生きる人々

歌詞は、1つの壮大な物語のように綴られています。

物語の世界に身を置き、音楽鑑賞を楽しめるでしょう。

砂舞うは夏の花の様で
滴る水は海へ戻る
その花散る頃夢思って
また日照りが心を戻す

出典: Folktale/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

歌い出しの部分です。

「砂」や「日照り」。

冒頭に並ぶ言葉の数々からは、荒廃した土地の様相を感じ取れます。

花が咲かず、砂地が広がる過酷な環境下。

そこに居住する人々は、滴り落ちるを拭いながら気高く生きています。

いつか見た夏の花と舞う砂を重ね合わせ、希望を見出しているのでしょう。

その花散る頃夢思って
また日照りが心を戻す

出典: Folktale/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

厳しい現実を直視し続けていると、心身ともに激しく疲弊してしまうものです。

季節の移り変わりに伴って状況が好転するだろう。

時には、楽観的に考え、思い描いた夢の世界に浸りたくなります。

しかし、いつまでもを見ていられません。

否が応でも、強い日差しによって現実に引き戻されます。

変化を起こす勇気

変わりたいな
でも
変わりたくないな
そっとね
ずっとね
見ていてほしいんだよ

出典: Folktale/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

Aメロの後半部分です。

変化への憧れと不安が綴られています。

過酷な現状を改善するためには、まず自分自身が変わらなければなりません。

但し、何らかのアクションを起こす場合、多大な労力と勇気が必要です。

越えなければならない多くの壁を目の当たりにした時、ついつい現状に甘んじ、行動に移せません。

それでも、家族やパートナーが居れば、変わるきっかけを与えてくれるのではないでしょうか。

傍らで寄り添ってくれる人のために現状を克服しよう。

そのような気持ちを歌詞の「そっと~」「見て~」が示しています。

人の価値を再認識させられる

人の強さ