懐かしさと安心感
明るい未来の話し 寒い夜でも君と二人で
ふざけたダンスを踊ろう いつまでもばにいてくれよ
出典: http://j-lyric.net/artist/a05a69b/l03b41f.html
この、「どこかで聞いたことある」感、最高じゃないですか？
パクリっぽいとかそういうことではありません。
王道なんです。まるで歌謡曲。
素直なメロディも、無理のない譜割りも、ただひとりを愛する、幸せなばかりの歌詞も。
幸せな恋人たちへ
君が眠れば 夜は静かで いつもごめんね 言えやしないから 抱きしめた
出典: http://j-lyric.net/artist/a05a69b/l03b41f.html
寝顔に謝るなんて、あるあるだけど幸せな、誰もがうらやむ恋人同士の情景描写。
奇をてらい、個性ばかりが蔓延する若手ロッカーの世界にあって、この落ち着きっぷりは何でしょう。
実は昭和生まれとかじゃないよね。
流れ行く日々を過ごして 変わりゆく町に驚かされても
二人で並んで歩こう それすらもきっと歌になる
出典: http://j-lyric.net/artist/a05a69b/l03b41f.html
「それすらも歌になる」
筆者はここにグッと来てしまいました。
さらっと出てきそうで、そうそう歌えない歌詞です。
幸せは絵にならないと思いがちですが、そんなことないよって歌うんですネバヤンは。
優しい。ひたすら優しい。
季節は巡り 色が変われば 見たことのない 映画のようだと 笑うのさ
君が眠れば 夜は静かで 愛しているよ 言えやしないから 抱きしめた
出典: http://j-lyric.net/artist/a05a69b/l03b41f.html
この曲は徹頭徹尾、幸せで、甘くて、平和で、優しいのです。
キレッキレのダンスチューンがヒットチャートを賑わせる横で、素朴すぎるくらいです。
でもなんか聞いちゃう。
この安心感こそが、ネバヤンの武器でしょう。
幸せになって欲しいから
明るい未来の話 例えば僕らが死んでしまっても
あっちでも仲良くやろう いつまでもそばにいてくれよ
出典: http://j-lyric.net/artist/a05a69b/l03b41f.html
もう、言っちゃう。これ、プロポーズソングなんです。
ネバヤンがきているお洋服、アレはフォーマルウェアなんです。
スタジオがなぜ白いか？あれは結婚式会場のイメージだからです。
結婚する仲の良い友人カップルに送るかのように作られた、幸せなナンバーなのです。
最高。
fam fam
収録曲
01. Pink Jungle House
02. Motel
03. 自転車にのって
04. fam fam
05. なんもない日
06. 雨が降れば
07. 夢で逢えたら
08. 明るい未来
09. お別れの歌
出典: https://www.amazon.co.jp/fam-never-young-beach/dp/B01DVT6YRE
注目は、ウルトラスーパーハッピーソング「明るい未来」から切なすぎる「お別れの歌」の流れ。
